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死亡原因別統計の超過死亡の多い項目(2022年1月~3月)

 2022年8月5日〔金〕に、厚生労働省の人口動態統計月報(概数)の2022年3月分が公表されました。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html

 このページの人口動態統計月報(概数)の令和4年3月をクリックすると、人口動態統計月報(概数)(令和4年3月分)のページが開き、統計表の「統計表一覧」の文字が表示されるので、これをクリックすると、ここから政府統計の総合窓口に移動し、表一覧から表番号3-13「(保管第6表)死亡数,死因(死因簡単分類)・性・年齢(5歳階級・小学生-中学生再掲)別」のCSVファイルを求めることが出来ます。

 この統計を2016年1月~2022年3月までをエクセルで集計し、表とグラフで比較して見ました。

このEXCEL表をパソコンにダウンロードすると大分類・中分類・小分類毎の135死因別のグラフが確認出来ます。

 集計は全年齢合計65歳未満合計65歳以上合計の3つの死因別集計を比較しました。


 亡くなる割合は当然高齢者が多いので(全体の死亡者うち9割は65歳以上の高齢者)、変動の幅が65歳未満に比べ少なく、増加または減少の傾向がハッキリみられること、死因別の影響が確認しやすいことから65歳で分けて比較して見ました。

 また、過去年との比較において、前年度との比較では年による変動が大きいため、より傾向を見やすくするため過去5年(2016年~2020年)の平均値と比較してどの位の増減があるかを見ました。

 2021年を過去5年の平均値に含めないのは、2021年4月からコロナワクチンが高齢者に本格的に接種されていることから、この影響を除いた比較を検討するためです。

 過去5年(2016年~2020年)は団塊の世代が65歳以上になる終わりの方ですので、65歳以上の人口の増加率も減少していますが、この65歳以上の人口の増加率も考慮しないと比較も不明確になります。
 65歳以上の人口の増加率
を計算すると、2021年の65歳以上の人口を過去5年(2016年~2020年)平均と比較して3.2%増加しています。

 つまり過去5年平均と比較して死亡の増減を見る場合、3.2%増加していれば過去5年と同水準にあり、増減ゼロであれば、3.2%減少していることになります。
 従って、5%以上あれば明らかな増加10%以上あれば異常な増加と考えて5%以上の数値をピンク色に塗りつぶしてあります。

また、2022年は前年度に比べ3千人の増加(0.01%)で65歳以上の高齢者の増加が止まっています。

 2022年1月~3月の死因別の合計値も過去5年(2016年~2020年)の1月~3月の平均値と比較していますが、2021年と2022年の1月の人口がほぼ同じであることから、この比較に於いても3.2%増加していれば、過去5年(2016年~2020年)と同水準の死亡率で、これ以上であれば増加していることになります。

 「09207 心不全」でみると過去5年(2016年~2020年)との比較で2021年は11.0%の増加になっており、2021年の実質超過死亡割合は
     11.0%-3.2%=7.8%
となります。
 2021年の実質超過死亡人数を求めたいと思います。
 過去5年(2016年~2020年)平均から3.2%増加した人数

過去5年(2016年~2020年)平均の死亡者数)78,686人×3.2%=2,518人

なので、2021年の死亡者数から過去5年(2016年~2020年)平均の死亡者数を引き、更に3.2%分の2,518人を引いた
  87,317人-78,686人-2,518人=6,113人
が心不全に於ける実質超過死亡者数という考え方になります。

 従って、過去5年(2016年~2020年)平均に対する増加割合は、5%以上明らかな増加10%以上異常な増加という目安と考えてください

 2022年1月~3月の過去5年(2016年~2020年)の1月~3月平均に対する増加割合も同様な考え方です。

 個々の死因別の比較は上記のエクセルをダウンロードしていただければ、公表された「(保管第6表)死亡数、死因(死因簡単分類)・性・年齢(5歳階級・小学生ー中学生再掲)別」の全ての項目の全年齢合計65歳未満合計65歳以上合計の3つの死因別集計の2016年1月~2022年3月までの死亡数の統計をみることが出来ます。

 集計の元になった2016年~2021年分のデータは、この表題と同様の過去の投稿に貼り付けてあります。
 3月分はエクセルファイルを以下に貼り付けます。

今回、2022年1月~3月の死因別の集計を見る上において重要な点は、3回目ワクチン接種が行われている点です。

 3月末には65歳以上の高齢者の8割の3千万人弱が3回目のワクチン接種を完了しています。
 医療機関からのワクチン接種による死亡報告は接種後1週間以内が殆どですので、この期間の死亡者数が増加することは、ワクチン接種が疑われることになります。
 ファイザーのワクチンにおける医療機関からのワクチン接種による死亡報告に於いても、高齢者の死亡割合は8割を占めており、2月~3月末で65歳以上の高齢者の8割の3千万人弱が3回目接種を完了していることからも、この期間の超過死亡はワクチン接種が疑われます

 例年、毎月の死者数はグラフに表すと似たような軌跡になりますが、2022年2月~3月は異常な値を示し、例年と異なる軌跡を描いています

 個別の死因別のグラフにおいても、血液及び造血器系内分泌系栄養及び代謝系免疫系循環器系消化器系腎尿路生殖器系老衰などで、異常な超過死亡が見受けられます。

過去5年平均に比べて、死亡者が増加した死亡原因別項目のグラフを以下に示します。

03000  血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害
04000  内分泌、栄養及び代謝疾患


05000  精神及び行動の障害
06000  神経系の疾患


09000  循環器系の疾患
11000  消化器系の疾患
14000  腎尿路生殖器系の疾患
18100   老   衰

 

18300   その他の症状、徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの

 ワクチンのスパイクタンパク合成はmRNAが細胞内に入りスパイクタンパクを合成しますが、このスパイクタンパクを放出するため細胞破壊を必ず伴います
 細胞破壊により変成蛋白、細胞変成が起きて変成蛋白に対する自己免疫攻撃が起きます


 mRNAワクチンのN1-メチルシュードウリジン (m1Ψ) は、Treg細胞を活性化し自然免疫とT細胞免疫を抑制しmRNAワクチンが免疫によって食べられ減少するのを防ぐ役割があります。

 接種後はN1-メチルシュードウリジン (m1Ψ) の働きによりTreg細胞の活性化によって自然免疫とT細胞免疫が抑制されているので炎症が起きにくい訳ですが、自然免疫が回復してくると、自己免疫攻撃が起きて自己免疫疾患で、高齢者は特に死にやすくなるでしょう。

 接種後はTreg細胞によって自然免疫とT細胞免疫が抑制されているので、免疫抑制よる重症感染症で体力の無くなっている高齢者が亡くなったり、自然免疫の癌の監視が弱くなって癌が発症したり、急激な癌の増殖・転移が起こって亡くなったりするのではないでしょうか。

 また、抗体であるスパイクタンパク自体血圧上昇血栓を作りやすく、これがトリガーになって循環器系臓器の疾患虚血性心疾患心不全大動脈疾患といった心臓血管病による死亡者の増加を招いているのではないかと疑われます。

 内臓系も臓器に出来るスパイクタンパクによる血栓によって、内臓が機能低下を来たし体力の衰えた高齢者の死を招いているのではないでしょうか。

上記のワクチン接種による様々な要因が死亡増加の原因になっていると思われます。


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