見出し画像

不倫がバレない理由

自分の不貞行為を「不倫」とは思っていないのですが(私を既婚者だと思っている相手がいないため)、一般論では不倫なのだと理解しています。

自分の器用さもありますが、環境要因も大きな理由で不貞行為全般がバレずに済んでいるのでまとめます。


・夫は仕事、私は休みの日中に行う

平日休みがあるパートの主婦の王道です。
同じく平日休みの人でなければ会うのは難しいですが、自営業者や営業職の人だと割と時間が合います。
ただ、営業マンが就業時間中に快楽に浸ることに生理的嫌悪を感じて、そういう人とは長く続きません。


・夫の残業中に行う

子供に夕飯を食べさせて、お風呂に入れたら、タブレットを与えて外出します。あからさまなネグレクトです。いつかニュースでお目見えするかもしれません。
子供の成長に連れて難しくなっていくと予想されますが、ワンオペ育児にまさる苦痛はないので、単発でお客さんを取ったりします。


・「息抜きに夜遊びする」と言って出掛けて行う

友人に「夫の感覚バグってるな」と言われましたが、これが平然と成立している家庭であることは大きい要因です。
子供の寝かしつけの直前までの育児を終わらせてから、21時頃に普通に外出して0時頃帰宅します。
よほど理解のある夫でなければ許されないですが、我が家では許可されています。
もちろん後々「どこ行ってたの?」と言われた場合の言い訳は考慮して、辻褄が合う工夫をします。
この辺だけ自分の虚言癖が役に立っています。


ここまでは行動時間が要因の「バレない理由」です。
以下は普段の行動による「バレない理由」です。


・良い母、良い妻でいる

家事育児は文句を言われない程度にやっておきます。義務は果たしているという印象付けです。
時々は子供と遊んであげて、愛情あるよ〜家庭が一番大事だよ〜というアピールをしておきます。


・メンヘラであることを周知する

時々無性に家事も育児も無価値に感じ、全てのやる気が削ぎ落とされます。
これは演技ではなく事実なので、こういう時は夫に「だるくてやる気が出ないから、少し子供から離れたい」と言って短時間外出させてもらい、散歩や外食などで気晴らしします。
こういうことが度重なると、夫ももう諦めの状態で、「外出したい」→「(またあれか…)いいよ」と快諾してくれます。
本当に優しい夫だと思います。

この虚無感に浸されている状態の私は子供に手をあげたり怒鳴ったりと完全に自分の親の模倣のような毒親状態なので、家に居られるよりマシだと判断しているのだと思います。
妻ガチャ失敗すぎて不憫ですが、諦めてほしいです。

メンヘラ妻のガス抜きとして週末の夜遊びを見過ごしてくれるお陰で、21時以降しか解放されないヒモと遊べて感謝しています。


・肌が弱いアピールを常日頃からしておく

これは、キスマーク対策です。
複数のセフレと過密スケジュールで会うと、誰がどれを付けたんだっけ?という内出血が首〜鎖骨周辺に点在します。
付けなきゃ良いのですが、相手がクズなので、一回付けてOKということになれば何度でも付けます。
そして私もクズなので、拒否しません。キスマ付ける年下のクズなんて可愛いじゃないですか!?
夏場は特に首回りの開いた服を着るので、夫と顔を合わせれば「首どうしたの?」とすぐバレます。
ここで挙動不審にならず、堂々と「化繊負けしてさあ〜(掻き掻き)」とオロナインを探すふりをすると「大丈夫?」と心配されます。

夫「前もその服の時だっけ?かぶれてたの」
私「いや〜違うけど、アクリルが悪いのかなあ」

友人に「夫鈍すぎない?」と言われました。
下手に隠すより堂々としている、は不倫隠しの常套手段ですね。

人は、首に一つだけ内出血があれば「キスマーク?」と疑って閉口しますが、内出血が無数にあると「何かの病気?」と心配してきます。そのメンタリティを利用しています。


・スマホは画面を上にして、共用の場に放置する

どんな通知が来ても大丈夫だよ〜というアピールです。今時浮気相手の通知をオフにしていない馬鹿はいませんが、一応信用問題として実行しています。


・適度に下ネタを持ち出す

基本的にレス夫婦ですが、テレビの話題や身近な人の話題で、下ネタに対して大らかな発言をします。
年齢相応に性に理解があるよ〜というアピールです。レスだからと言ってあまりに性の話題を避けると却って怪しいかと。


以上のように、私のどうしようもなさ+夫の寛容さ
によって私のライフワークが成り立っていることがわかります。
私がフルタイムで働いていたり、夫が一般的な価値観の人であれば、ここまで私の生活が荒むことはなかったかもしれません。
一度荒んだものは元に戻すのに膨大な時間がかかるので、もうしばらくこんな感じで生きていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?