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売りから入る株式投資

 破竹の勢いだった日経株価に翳りが・・。

 先日も申し上げましたが、日経rsiは現在40.70で買われ過ぎを示していませんし、売られ過ぎを示している訳でもありません。
 ただ、私の参考にしている有名インフルエンサーさんは、株価下落のタイミングはrsiでは測れない、と、しています。
 そこで、私は、逆日歩を利用しています。

 愈々、日経平均が下落し、1570・日経レバの逆日歩が4日間0になり、3月15日(金)の逆日歩が無ければ、間もなく満額(解消)の筈。
 売り方に取っては、絶好の勝負機会。 
 私も少額ながら、3月15日(金)より日経レバを売りで参戦。

 28030円と28035円の売建。

 また、戦略としては、以下のような両建て戦略も考えていましたが、両建てにせず、少額の売りからスタートしました。
 日経レバがここから5%くらい(1400円から1500円)値を戻せば、ロスカットします。

《参考迄に両建ての場合》
 両建ての場合、(1570・日経レバ《日経平均上昇連動型ETF》と1357・日経ダブルインバース《日経平均下落連動型ETF》)で、レバ3割、ダブルインバース7の割合で勝負し、ダブルインバースの利益が5%に達した時に、レバを損切り、ダブルインバースを同額利確して、収支をトントンにします。
 残ったダブルインバースは温存、利確タイミングを余裕で待つ。
 その利確タイミングは、rsiが30を切ったらそろそろと利確。

 但し、逆に株価が上昇し、ダブルインバースの損失が5%以上生じたら、一旦、日経レバを利確、ダブルインバースを損切り。
 残りのダブルインバースが、そこから3%以上下がったら、損切り撤退。
 
 私としては株高が世間の常識となり、何時までも株高が続くと思っている人が大多数を占める今だからこその、売りなのです。

 「人の行く、裏に道あり花の山」です。

 さて、今週の私の戦績ですが、買いトレードの方は取りてて騒ぐ程の事は無く、例の如く収支トントンと行ったところです。
 強いて言えば、場中決算で下げた6535・アイモバイルを当日引け間際に399円で買い、翌朝410円で売り抜けた事でしょうか。
 これも売り目線で、売るのが嫌だったのに、これって下げ過ぎじゃ? 
 との考えから、トレードしました。

 また、三井E&Sの空売りで連敗したせいで、 8997・MIRARTHホールディングスを取得して配当を得ることは止めました。

 さて、気分を替えて、心機一転、本来の売りトレードです。

 3月15日(金)、気持ち決算当日にザラ場で下げたのですが、3653・モルフォを公約通りショートで決算を跨ぎました。
 下げ過ぎと言う程の下げでも無く、ほぼ年初来高値圏で推移して来た為、まぁ、許容範囲の決算当日の下げで、1767円と1765円での売建で、引け間際に1789円迄値を飛ばしましたが、決算後大きく下げる銘柄の特徴である板薄(出来高が少ない)の状況だったので、決算当日にロスカットせず決算を跨ぎました。
  逆日歩についても、全く気配さえなく。
 何と言っても、信用買い残が売り残(空売り機関含め)の凡そ3倍ほどあるので、非常に空売り勢に取っては有利。

 お陰様で、恐らく決算翌営業日である明日の3月18日(月)は、下げるでしょう。
 夜間ptsでは、寄り高の1740円代で始まり引け値は引け安の1725円でした。 
 売り圧の掛からないptsでさえそれなので、
無配で優待も付かないこの銘柄の場合、今回の決算内容では、信用買い組の損切りに現物ホルダーも巻き込まれそうな感じです。
 ptsよりも下げてくれると思っています。

 また、来週のショート推奨銘柄ですが、アパレル小売の3415・東京ベースです。
 ここは、3月18日(月)16時以降17時18分くらい迄の決算発表で、高RSIの62.67で高PERの49.1倍と、かなりの割高銘柄で、株価が上がり続けている木曜日迄はRSIが70を越えていました。

 ただ、一つ気になることが有ります。
 それは3月15日(金)に、少ない日で20万株程度、多い日でも60万株程度なのに、出来高が160万株も有った事です。
 とは言え、下ヒゲ陰線(始値よりも引値の方が安い)で引けています。
 高値圏での、下ヒゲ陰線は下落を示唆すると言われていますが、出来高が急増したのが気になります。
 無論、出来高が急に倍増して値を下げる下ヒゲ陰線のパターンでは、大量の売りを値を下げたくない買い方が、売り圧を必死で堪えて買い支えたので、売り方勝利で終わってはいるのですが、やはり引っ掛かります。
 3月18日(月)に、出来高を伴って(100万株以上)値が上がった場合は、大口が何かの情報を掴んで買いに入ったのかも知れず、その際は見送ります。
 午後2時を過ぎて出来高が60万株迄で、値が大して動かないか、或るいは値が上昇していたら、念の為少し金額を減らし、資金の3割程度のショート(空売り)で決算を跨ぎます。
 仮に増配や優待の強化等があって翌日株価が上がったら、その増配や優待の強化の度合いに寄りますが、一旦ロスカットします。
 また、増配や優待の強化等が無いのに翌日株価が上がった場合は、午前中の高値(午前19時30分から10時くらい迄)で再度空売りを掛けたいと思っています。

 空売りトレード初心者の方は、もう少し分かり易い、モルフォのような銘柄の方が取り易いかもですから、今回は見送られた方が無難かも知れません。
 モルフォは無配、優待無しですが、東京ベースは僅かでも配当が有り、僅かでも優待が有るからです。
 そのくらい、配当や優待は、空売りする者に取って厄介な存在なのです。

 ちなみに売りが出たのは、以下の理由からです。(ヤフー記事引用)

 TOKYO BASE<3415>が4日ぶり反落。J-CASTニュースは14日、同社が3月12日に新卒採用初任給を一律40万円に引き上げると発表したことについて、SNSでは求人には給与に80時間分の固定残業代が含まれると記載されていることが話題となったと報じた。
 記事によれば、固定残業代を80時間分とすることに法的な問題はないのかといった疑問に対し、取材に応じた旬報法律事務所の深井剛志弁護士は「公序良俗に反して無効であると判断されるおそれが高い」と指摘したとしている。

 では、では、また来週に。


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