流動性知能と結晶性知能
歳をとってくると瞬発力では若者たちにかなわないと思う。
私が59歳で大学生になった際、周囲はこの歳から覚えるのは無茶だ・・とか、この歳から新しいことは身に付かないとか、ご意見は頂きました。
実際のところ、いろいろな心理学の科目を受講して、いやいやいくつになっても学びは可能であること、高齢であるからこそ経験や実績に伴った学び方・働き方があることを知りました。
下記図にあるように、知能には流動性知能と結晶性知能があります。結晶性知能こそ成人学習、高齢者学習の基盤です。
流動性知能・・・感覚や運動に基づくもの。短期的な記憶力や瞬発力を要する能力
結晶性知能・・・物事を言語的に理解し、経験を評価しその成果を利用し適切な情報を引き出す能力
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