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社内報やってみてと、読み手として思ったこと

こんにちは。
最近、社内報も担当しております。改めてなぜ社内報をやるのか考え、整理しました。
そして昔いた会社では、社内報の制作に関わらず完全に読み手として、社内報に対して思うことはあったので、当時のユーザー目線の気持ちを思い出しながら書こうと思います。

1社目:冊子での社内報の会社では

新卒で入社した会社は昭和感漂う営業会社でした。その会社にて毎月冊子での社内報が全国の支店と本社に配られていました。

当時の会社では、支店が全国に50支店ほどありました。そのため、関わりのない支店は、名前は知っているけど顔は知らない、全くこの人ピンとこない……という方がほとんどでした。

当時わたしは支店に配属されており、支店間でのやり取りをすることが多々ありました。電話口でよく話すが、顔が知らない、ということもよくありました。

当時の会社では、主に営業成績や他の成績が優秀な方や支店を取材する記事がメインとして扱っておりました。
その他は、勤続年数が長い方、育休から復帰した方などの取材記事がありました。また、4月になれば新卒の顔写真を載せて、紹介することもあったので、新卒は知らぬ間に、全国の支店の方へ顔が知れていました。
今思えば、新卒が顔を知ってもらえる機会は、ありがたかったです。
顔を知ってもらえるので、支店同士の電話でのやり取りや、定期的にあるエリア会議では、声をかけてもらったり、気を遣って頂けていたので。

また、熟年(2,3年以上の社歴)社員の一部からは、顔がわかるので楽しみにしているとストレートな感想を言う方もいました。

当日は、顔が知れてその先はどうなるか、までは考えていませんでしたが、コミュニケーションをする際に顔がわかると、言葉が出やすいという感覚でした。
当時は完全実力主義の会社で個人営業でしたので、チームで動くことはおおくなかったものの、社内でどのような人がいるか気にしている人は多かったと思います。

3社目:活発なweb社内報では……

3社目のゲーム会社は、webのオープン社内報がありました。内容はよくあるもので、成績優秀者や、新卒紹介、プロジェクト毎での取材や、関係性が近いグループ会社のトップ同士の対談形式などありました。

当時わたしは子会社に所属しており、正直なところ社内報はほぼ目を通していませんでした。

当時は、目の前の仕事のことが精一杯で、会社の理解を深めるために興味を持ってグループ会社の動きを理解するなど、できませんでした。また、会社全体の動きを理解しても自分の目の前のKPIを達成することはないから、関係ない、と思っていました。

興味がないわけでないので、ちょっとした隙間にたまに見るくらいでした。

今:その社内報を作る側におります


現在の会社は関連会社もいくつかあり、従業員の皆さんがそれぞれどのような目的を持って仕事をしているか、全てを理解することが難しいと思います。
会社としてもグループシナジーを求めているので、その点は従業員同士の理解を深めることは重要だと感じています。

そこで社内報を通じて、どんな取り組みをしているか、どのようなクライアントがいるか、どのようなチームと取り組みをしているか、従業員の理解を促します。

ですが、どうしても3社目の私のような従業員はいると思うので、“社内報を見る”までの最初のタッチポイントのを増やしてあげるといいかと思いました。

3社目の自分の経験からすると、興味はあるが、自分の所属している部署のネタじゃないから、積極的にみなくても……。でもどこかで時間が少しできた時、少し休憩している時に、社内報がwebでも紙でも手の届くところに置いてあるといいかと思いました。

企業理解、社員同士の理解を深めるために、今後も制作進めようと思います。

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