静岡県西部の昭和の集合住宅2


今回も引き続き、静岡県西部にあった昭和の時代から残っていた集合住宅の数々をご紹介したい。

二軒長屋1(静岡県浜松市浜北区)

浜松市の新浜松駅と西鹿島駅を結ぶ遠州鉄道沿線に2軒建ち並んでいた長屋。外壁は下見板張りで、かなり古い建物とみられる。

   線路側から 2016年5月3日撮影。
同上。
反対側から。

イゲタヤ荘(静岡県浜松市南区)

浜松駅から西ヘバスで20分前後、MEGAドン・キホーテ浜松可美店のほど近くにあった立派な木造アパート「イゲタヤ荘」こちらもかなり古い建物とみられるが、撮影時点ではまだ人が住んでいるような雰囲気だった。

イゲタヤ荘正面外観 2016年8月7日撮影。
側面部分。
玄関部分。
よく見るとなかなか凝った造りである。
反対側側面。
裏側。
同上。

二軒長屋2(静岡県浜松市天竜区)

レンガ造りの隧道「鳥羽山洞門」そばにあった木造2階建ての長屋。隧道寄りの1室はすでに住人がいないのか、1回部分はもぬけの殻だった。

長屋の奥に見えるのが「鳥羽山洞門」2018年12月1日撮影。
1室はもぬけの殻だった。
逆光で見づらいが、隧道側から。

二軒長屋3(静岡県浜松市北区)

天竜浜名湖鉄道、三ヶ日駅から北へ行った所にあった木造長屋。こちらも撮影時点では人が住んでいるようだった。臭突が2本、触覚のように伸びている。

 正面外観 2022年6月26日撮影。
上記写真の反対側。黄色いトタン部分は後年の増築と
みられる。
2本並んだ臭突。正方形の蓋は汲取口とみられる。
裏側から。

文化住宅(静岡県浜松市東区)

遠州鉄道沿線にあった4軒の文化住宅。
冒頭の二軒長屋よりかは新しいようだった。
少なくとも1軒はまだ人が住んでいるようだった。

一番右の1軒は住人がいるようだ。2022年9月18日撮影。
反対側から。
軒先をかすめるように電車が通過していく。
遠州鉄道は北上するにつれ、都市鉄道からローカル線のような雰囲気へと変わってゆく。

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