物置下に土間コンクリート打設DIY ①準備編

裏庭に設置されているイナバ物置の下の地面をコンクリート化する

イナバ物置(現状)

設計・計画

大まかな手順

  1. 物置を分解して退避させる

  2. 地面を掘り下げる

  3. 転圧で土壌を固める

  4. 型枠を設置する

  5. 砕石をひく

  6. 転圧で砕石を締める

  7. ワイヤーメッシュを置く

  8. コンクリートを流す

  9. 物置を組み立てアンカーを打つ

必要な道具

  • 物置を分解・組み立てするための工具(六角、+-ドライバー、コンクリート用ドリル、など)および資材(アルミテープ、コンクリートアンカー、L字金具、水平調整用の金属(?)板)

  • 型枠用の木材

  • 型枠用の杭を打つためのハンマー

  • 型枠を組み立てたりするためのインパクトドライバーと木ねじ

  • 傾斜を出すための道具(水平器、水糸、物差しなど)

  • 長靴、手袋など

  • 地面を掘ったりするためのスコップ(剣、角)

  • 転圧するためのタンパー

  • コンクリートを入れるためのトロ舟

  • コンクリートを混ぜるためのクワみたいなやつ

  • コンクリートの表面を仕上げるコテ

設計と資材量計算

まず、必要な土間の幅と奥行を確認する。
幅×奥行×深さで、必要な資材量を計算する。

砕石とコンクリート

砕石とコンクリートの模式図

今回の場合、幅=2.160m、奥行0.905m、砕石とコンクリの深さは各5cm
各資材の体積は2.160m*0.905m*0.050m=0.098㎥
ホームセンターで販売している砕石20kgの体積は約0.01176㎥
 つまり、0.098㎥÷0.01176㎥=8.3(≒9)袋必要
ホームセンターで販売しているドライ生コン20kgの体積は約0.009㎥
 つまり、0.098㎥÷0.009㎥=10.9(≒11)袋必要
必要量が多い場合、砕石は近隣の建材屋か砕石販売店へ問い合わせ宅配販売してもらう。生コンは1.0㎥を超えるなら近隣のコンクリート工場へ問い合わせ宅配販売してもらう。ただし、コンクリ運搬用の一輪車が必要。そして一発勝負なのでコツコツDIYにはお勧めしない。

木枠

木枠の模式図

幅12~20cmくらいの安い薄板材を(土間幅+奥行)*2以上の長さ分購入する。
今回の場合、幅18cm * 長さ182cm * 厚み1.2cmの野地板を使う。
182cm(野地板長さ) - 90.5cm(土間奥行) = 91.5cmなので、半分に切ると丁度奥行方向枠板左右に使える(小計1枚)。土間幅は2.16mに対して野地板は長さが足らないため、継ぎ足ししながら長さを確保する(小計3枚)。
木枠を支える杭は3-5cm角くらい、地中深さ20cmくらい、地上高さ20cmくらいのものを18本程度購入する。杭と枠板を接合する木ネジも忘れずに。

次の記事(②実施編)


参考サイト



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