揺らめけ!煌めけ!走り抜け! 魔氷の共弾 ガルルベルスター
1 はじめに
みなさんこんにちは七紫(ななし)です。
今回は、先日通過したチャンピオンシップ一次予選について書いていこうかと思います。
このnoteは今大変ホットなデッキ、クールなガルルベルスターの記事になりますが、本note(本なのかnoteなのかややこしいな)(筆者はこの撞着語法擬きの言い回しを気に入ってしまったためこの一文は僕のnoteの挨拶的なものにするつもりです。よって、毎回言います。)は僕の日記を公開しているようなものなので内容の保証はできません。もっとも、全文無料ですので気軽にお付き合いいただければ嬉しいです。
なお、まだ2回目の投稿なのではじめましての方も多いかと思いますので、自己紹介代わりに前回のnoteを載せておきます。
さて、端書きはほどほどにして早速権利戦の話に移っていきましょう。
2 参加
2023年9月9日、今年もついに権利戦が始まった。しかしデッキ調整は未了。組みたいと思っていたアヌビは骨組みさえできていない状態だった。
というのも本日9日はキャンセル待ち10番目、翌10日は落選ということで、初参加は翌週の16日の予定だったからだ。
「まあ今日は最寄りのお店での開催だし、見知った顔もたくさんいるだろうからちょっと遊びに行くか。」という軽い気持ちで店舗に向かった。
現地に着き、脳死で無駄口をたたいていると何故か繰り上がり当選を果たした。ほんとなんで?
参加権は得たものの、今手元にあるのは「ムゲンドラ」「マスティ」「ガルルベルスター」の3デッキである。マスティは前環境用のままなので先週参加した大テイマーツアーのガンスリ用に組んだベルスターで行くことに。
まあシンプルに新弾のカード使いたいしね。
3 試合内容
前回(姫路のアルティメットカップ)に引き続き今回もしっかりプレミします。
1戦目:シャイングレイモン
初戦は環境王者の大門大。開始早々13弾ジオグレで盾確認されるも大登場なし&相手の顔が著しく曇ったため「盾の内容が相手にとって好ましくないのかな」と思い強気で割りに行く方針に。
新ガブXラインで耐性をつけたワーガルで連パンすると盾から顕になる3枚の12弾シャイン...
その盾によりワーガルが落ちるも、7コスオプションは十分トラッシュにたまったのでベルスター着地のネイルボーンで盤面広げて勝ち。
2戦目:アヌビモン
「僕もそれで出たかったなあ」と思いながら勉強させてもらうつもりで対戦スタート。
アヌビ→メルヴァで展開した上にメモリまで増えるというお約束の動きで劣勢に追い込まれるも「そうそう!それこそ紫の面白さだよね!!」とテンション爆上がり。
返しのターンで全除去できることを確認して育成のワーガルを前へ。ACEメタガル進化で手札2枚とヤマトレストでメモリ+3してアタック時にワーガル進化元とメタガル効果で成熟期2体を除去する。メルヴァのブロックでオーバーフローが入るも、ベルスターからのハッピーバレットシャワリングでアヌビとメルヴァを両取りできる。
そう思いメタガルでアタックして予定通りオーバーフローでメモリー3したところで「メタガルのオーバーフローは4ですよ」とのあまりにも当たり前すぎる指摘が入る。
ACEを使っていなかったから知らなかった。ズドモン&ホリエンACEのインパクトが強すぎて誤認していた。
(今のところ)『究極体のオーバーフローは4』
あと1枚手札を捨てていればこんな惨状にならずに済んだのに...と思っても後の祭りである。メモリは相手側に移り、ヤマトの効果で3スタートされる。
その後はギリギリで勝てたけど実質負けですこんな試合。
3戦目:アヌビモン
本ノート(本な以下略)では、使用したデッキが分かることで今後の権利戦が不利になる可能性があるという配慮から対戦者の名前を伏せていましたが、もりを君は僕が権利を取った翌日に権利を取りレシピも公開しているので別です。
始まる前からキッチリ口撃で圧をかけられるも、物覚えの悪さと物忘れの良さに定評のある僕は片方の鼓膜からもう一方の鼓膜へと罵詈雑言を透過させることでダメージは0
対戦、お疲れ様でした。
あまりにも不毛な前哨戦を終えてやっと対戦スタート。こちらは序盤からワーガルで連パンを決めるという悪くない走り出し。しかし耐性を発揮して7コスオプションを山下に戻すことで無意味にワーガルを盤面に残してしまった。返しのターンで案の定アヌビを立てられ、展開のついでに除去されたので、耐性使ったのはプレミだったかなあとプチ反省。
その後も一進一退あり「ベルスターモンもう1枚手札に欲しいなあ」というタイミングで、相手デスモンの山破棄効果で犬猿の凶弾が捲れたので場に設置するという幸運があり、ベルスター2体の2凶弾でゲームエンド。
4戦目:メタルガルルモン
決勝がメタガルVSガルルスターということで、新弾で追加されたカブXラインの強さを再認識
この対面は初だが「盾から1枚でも除去オプションが出れば勝ち。出なければ負け。」くらいのイメージでゲームスタート。
どうやら相手もその認識のようでキッチリとワーガルラインを揃え、祈りを捧げてからワンショットを仕掛けに来た。
その運命の1枚目が...
一瞬ギャラリーも含めて場が凍り付いたが不発である。
そして砕かれる2枚目が...
どよめく会場と崩れ落ちるワーガル。その後も相手は丁寧なプレイで勝ち筋を手繰るも、僕にしてはめずらしく盾氷壁やブラストメタガル等、可能な限り裏目を潰しながら攻めて勝ち。
4 使用デッキ
(1)デッキレシピ
順番が前後してしまった感は否めませんが、
こちらが権利戦で使用したデッキになります。重ねて予防線を張らせてもらいますが、未調整のためその点ご理解ください。
(2)採用カード解説
ベルスター及び新ガブX周りのカードは方々で語られていると思うので割愛して、今回は特に触れておきたいカードだけお話ししていきます。
・ST16ヤマト
紫待望の汎用4コステイマー
今回使用したデッキだと従来のスキャッター型ではあまり感じなかった3コス確保の重要性を感じたので採用
・デスクロウ
スキャッター型の名残で入れていたけど1体の命の重さが従来のそれとは天地の差なので使いづらいですね。抜きましょう。
自壊したいタイミングもないですしね。抜きましょう。
・ネイルクラッシャー
進化元の多さが耐性に直結する相手に必要となると感じたので1枚
ウォグレもブラウォもムゲンもグレイスノヴァもいないなら抜きましょう。
・ハッピーバレットシャワリング
盾から出れば単騎で連パンしてくるミラガオやメタガル、または複数人で袋叩きにしてくるタイプの大に対して有効なので採用
3枚くらい欲しいかもと思い続けている7コスオプション
・ST6ガルルモン
3年近く前のスターターのカードだけあって流石に基礎スペックは怪しいが、名称と効果の噛み合いのよさから採用
もっとも、パワー不足間は否めないため、1枚はX抗体PFとの入れ替え枠筆頭
・ST16ワーガルルモン
4枚入れましょう。
スターターを2つ買ったはずなのになぜか3枚しかなかったから3採用でしたが、手札にあるとないとではゲームの進め方がまるっきり変わってくるのでフル投入がおすすめ。
・ST16メタルガルルモンACE
自ターンなら実質0コス進化、相手ターンならメモリもらいながら進化できるという名実共に本デッキのエースカード。
相手から見ると、こちらの盤面にワーガルがいればBlast進化でターンを奪われる可能性があるため、一定のデッキに対しての牽制としてはかなりのもの。
よって手札になくても強い。でももちろんいた方が強いので2枚に増やしたいところ。
『オーバーフローは3じゃなくて4!』
(3)入れ替え候補
・BT6ツノモン
ほぼ全ての動きで手札を捨てるこのデッキと相性がいいのがこのデジタマ。
他のデジモンの効果で手札破棄された時も誘発したり、ツノモン名称なのでガブXの特殊進化条件を満たすのも何気にえらいところ。
しかしこの構築だと完全体以上になると慢性的に手札が6枚以下になることが少なくないため、ターン1のついていないST16ツノモンに軍配が上がりそう。
・X抗体PF
ヤマトあり育成成長期の盤面で、新ワーガルXを挟んでメタガルまで駆け上がるのに必要となるカード。
ワーガルXを経由すると、ワーガルで2パン後実質0コス進化のメタガルをアタック時にアクティブにできるため、1ターンに合計4点アタックしながら大量の7コスオプションを捨てられるという非常に強い動きができる。
しかしそのためにはワーガルX分の1コストが必要になるので、そのコストを生み出すための1枚。
もっとも、育成がST16ガブモンなら1メモリもらえるかもという理由から今回の採用は見送り。
...などと苦し紛れの言い訳を述べてみたが、パックから出なかったので入れていないだけです。持ってたら正直入れてました。成長期から実質1コスでガルルXなれるのもえらいし。
・アイスウォール
デスクロウを入れる枠があるならこちらを採用しましょう(自戒)。
刺さらない相手にはほんと刺さらないけど、相手の動きを1ターン抑制できるのがベルスターにとって非常にえらいので採用したい。
このデッキなら青確保も簡単だしね。
・メタルストーム
忘却していた7コスオプション。
ガルル名称が入るなら当然採用されると思わせておいてこれを打つタイミングではアクティブにする必要がない、またはその対象がいないなどということが想定できるため、一見噛み合いそうだけど実は絶妙に噛み合わなさそうな1枚(存在自体を忘れていたので筆者の想像によるこじつけです。入れて強かったらゴメンね)
・ガジモン&サイケモン
今回は安定性の最大値を把握する目的もあったため、ノイズとなりかねないこの2枚の採用は見送った。
もっとも、環境にこれだけベルスターやメタガル、アヌビがいるなら採用候補筆頭の子たち。
・ギンカクモン:プロモート
ワーガル連パン後のベル子ネイルボーンで打点は足りると思ったため、速攻の必要性は薄いと感じて不採用。
もっとも、1枚あると試合運びに幅が出るので余裕があるなら入れてもよし。
・ワーガルルモン(プロモ)
連撃の喜びを知った身としてはぜひ入れてみたい元祖連パンカード
しかし紫ワーガルと違って6000というDPの貧弱さ、デッキの性質上手札が8枚以上になりづらいため進化元効果の腐りやすさ、ドローも破棄もできないのでベルスターとのシナジーのいまいちさ、何より紫から進化できない故の事故りやすさから採用はお見送り。
・EX5メタガルX
アタック時の除去はACEメタガルで足りるし、進化時効果はアイスウォールを打ったほうがお手軽で実用的だと感じたため不採用
ただ、もちろん書いてあることは強いのでお好みで採用が考えられる1枚
・シャイングレイモン:ルインモード
お馴染みの強いカード
特に相手の育成が空の状態でベルスターを使って盤面除去からの次のターンにルインという動きで封殺する流れは綺麗で強い。
・デクスモン
アヌビメルヴァで道連れブロッカーを複数体展開されるのがキツイため採用を検討したいカード。これだけアヌビが流行ってるなら入れたいよね。
状況次第でベルスターから進化する択も頭に入れておくとなおよし。
5 最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。
本当は有料と言わずとも投げ銭的な設定をつけたい気持ちもあるのですが、それは叶わぬ夢なので今回も完全無料でお送りしました(未だにたまにDMもらいますが、マスティレシピ非公開の件はこれで不問に伏してください。なにとぞ、なにとぞどうぞよろしくお願いいたします)。
さて次の更新は『二次予選で大爆死した訳だが』もしくは『BEGINNINGが最高過ぎたのでちょっとここで語らせてほしい』のいずれかを予定しておりますので、お芋のおいしい季節にまた遊びに来てみてください。
それではこれにて失礼いたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。