見出し画像

メインボードを好きなだけ語るnote

プロアマ問わず、拘りの機材について語るのは大いにテンションが上がるものだ。

今日は僕のメインボードを詳細に、拘りのポイントを好きなだけ語って行きたいと思う。

今のメインボードは以下のような構成になっている。

ギターの信号は右から入る。右から、

  1. KORG PitchBlack XS

  2. KingTone HeavyHand

  3. PastFx chorus ensemble

  4. One Control Sonic Blue Twanger

  5. Effects Bakevy French bread delay

  6. One Control Prussian Blue Reverb

と、なっている。順番に見て行こう。

KORG PitchBlack XS

まずはチューナーである。チューナーは重要だ。そもそも音程が合っていなければどんな良い音造りが出来たとしても意味がない。

このチューナーはディスプレイ部分がスイッチになっており、フチの部分をちょっと押し下げることで起動する。ディスプレイ全体を踏み下げる必要はない。

この製品のいいところは何といっても視認性の良さ。精度も高い(と思う)。そして、極め付けは「Ultra Buffer」なるバッファーが搭載されているところ。

バッファーとは入力インピーダンスを意図的に下げることで音質の劣化を最大限に防ぐものだが、このバッファーは「ウルトラ」である。なんか凄そうな気がする。

KingTone HeavyHand

所謂「Marshall Blues Breaker(以下BB)」インスパイア系オーバードライブ。

BB系と言われるオーバードライブは、メーカーが明言している/していないに関わらず、多数存在する。
きっと構造が単純だからコピーしやすいとか、何かしらの理由があるのだろう。

それはともかくとして、このペダルはDuelistというKingToneを代表するペダルの左側を取り出したものだという。因みに右側はTS系だ。

特徴は何と言っても値段が高い。何でこんなに高いのかわからないくらい高い。デジマートの新品実売価格で5万弱と言ったところだ。

それだけの価値があるのかと言われれば、スイッチもいっぱい付いていて音造りのバリエーションも豊富だし、まぁ音そのものも良さそうな気がする。プラシーボ効果。あと見た目がなんかカッコいい。

PastFx chorus ensemble

僕はCharさんの大ファンであるからして、いつかCharさんが愛用するBoss CE-1を手に入れたいと思っていた。

CE-1はすでにビンテージ扱いなので、市場価格が高いのもあるけど、サイズがとにかくデカい。ミニマリストの僕としてはコレのために大きなペダルボードを購入することを含め、購入に二の足を踏んでいた。

そんな時たまたま見つけたのがCE-1パーフェクトクローンとの呼び声の高い本製品。見た目はややダサいがコレなら僕のメインボードに入る。

実際に触ってみると操作がかなり独特で使いこなすのに時間がかかった。

CE-1がCE-1たらしめているのは、そのプリアンプにあると思う。このペダルは繋いだ時点でプリアンプを通る。スルーさせることは出来ない。強制だ。

このプリアンプを通るとハイがかなり削られるので、昔は音が劣化するとか言われてたらしい。面白いのは、レベルを上げて行くと音が歪むところだろう。

その歪み方も、ブースターっぽいと言うか、バリバリとした無味無臭の雰囲気。

この歪みを敢えて使うか使わないかは難しいところで、僕は使わない方を選んだ。つまり、僕はこのレベルコントロールをマスターボリューム的に利用している。

前段のHeavyHandのレベルを十分にを上げておいて、本機のレベルで最終的な音量を調節するのだ。

もちろん、コーラス部分も非常に素晴らしい音がする。コーラスをオンにしてm9のコードをカッティングすれば、もうそれだけで気分はSmokyだ。

One Control Sonic Blue Twanger

これは僕のボードのキモというか、心臓部と言っていいペダルだろう。

特にレアでもないし、現行でも1万数千円で手に入る。フリマアプリで探せば5,000円前後で手に入ることもあるだろう。

でもコレがとんでもなく良いペダルなのだ。

コイツは一応オーバードライブ扱いでFenderのアンプをシミュレートした歪みを得られる、というのが製品説明だ。
しかし使ってみると歪みよりもEQにかなり特徴があり、Fender系アンプに見られるようなローミッドのムチムチ感が、かなりわかりやすく再現されているのを感じる。

出力もそれなりに高いのでプリアンプ的に音を纏めるのに使える。なので敢えてプリアンプに特徴のあるPastFxの後に繋ぐことにした。
コレが大正解。JC-120に繋いでもJCに負けない音が作れる。

予備にもう一台買おうかと思っているほど、気に入っている。

Effects Bakevy French bread delay

僕はディレイをスラップバックディレイ的に使っている。つまりTimeもRepeatを最小に設定し、あたかもギターが2本重なっているかのような、ダブリング効果を狙うのが目的だ。

多少のリバーブ効果もあるので、基本はかけっぱなし。

その上でどのディレイを使うのかについては、実はあんまりこだわりがなく、このディレイを選んだのも「ペダルボードに入るサイズだから」というのが主な理由だ。

いくつかミニサイズのディレイペダルを買ったが、このフランスパンディレイが一番音が丸くて使いやすかった、という理由もある。

他にいいディレイペダルがあったら教えてください。ただしミニサイズで。

One Control Prussian Blue Reverb

リバーブも特に拘りがないので、トモ藤田さんが愛用している本機を選んだ。

拘りはないものの、これはいいリバーブペダルだと思う。

あんまり主張がないというか、各パラメータをがっつり高くしても演奏の邪魔にならない。シマーリバーブみたいな使い方も出来る。

サイズは小さいけど、この辺りのOne Controlの設計のセンスはさすがだと思う。今度、トモ藤田さんのシグネイチャーリバーブペダルがリリースされるそうなので、心待ちにしている。



いかがだろうか?
いかがだろうかというより、これは僕が楽しいから書いただけなので、特に感想はいらない。

参考にしてもらいたいとも思わない。

試行錯誤の末完成したメインボードを存分に語るのは楽しい。空間系は割と適当だが、結果気に入っているので結果オーライだ。

またボードの内容が更新されれば、書くと思う。

アディオス。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?