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音訳の勉強会、原稿分け、録音に参加してみた

こんばんは。
タイトル通り、音訳ボランティアとしても活動をぼちぼち初めているので記事にします。

まずは勉強会に参加しました。
私が参加している音訳ボランティアグループは、何と月に1回勉強会をしています。初参加でしたので、まずは自己紹介。皆さん、さまざまな経歴、趣味がおありで、とてもお話が上手でした。印象に残ったのは、コロナの自粛期間に、この活動を続けるか検討されたけど、やっぱり止めないってことで活動を続けたとのこと。自粛期間だから人と話せない期間だったけど、音訳ボランティアの活動があったから全然寂しくなかったと。活動自体は視覚障がい者の方向けの活動だけれども、ご自身の支えにもなっていたんだなと思いました。

勉強会の内容は、ストレッチ、口回りの運動、発声練習から始まり、アクセント辞典の使い方、実際に広報の記事をどう読むか、などの実践的な内容でした。

広報誌は月に2回発行されます。それぞれの号の音訳に2日活動します。まずは、原稿分けに1日。原稿の割り振り、それぞれの原稿をどのように読むかの確認、相談です。そして録音に1日。最初に読み方を最終確認し、順番にどんどん録音していきます。録音しながらアクセントや読み間違い、飛ばしなどのチェックもしますが、さらに別の人がダブルチェックします。そこで初めて雑音が入っていることに気づいたり。

とにかく、一つの号を仕上げるために膨大な作業量があるのでした。この活動が何十年も続いているなんて、本当にすごいと思います。私はボランティア活動が続くためにどんな要因が関係しているのか、に興味があります。皆さんの熱意、それを持続するということ。一体どこから来ているのだろう。

実は養成講座の最後に私も短い記事を録音しました。それはCDでもらったのですが、家にある全てのプレーヤーで再生不可でした。自分の音声を聞けなくてちょっとホッとしたような気もしましたが、今回データを頂いてやっと聞くことができました。子どもと一緒に聞いたのですが、第一印象二人とも、「速い!」「うん、速いね。」。先輩方の録音と比べて、明らかに速い。自分としてはゆっくりのつもりだったのですが。私のスピードは、TVで画像をだしながらニュース原稿を読むような感じ。音訳を聞く人は音以外に情報源がないので、ある程度ゆったりとした感じで読むのがいいのだなと感じました。聞く人が内容を思い浮かべながら聞くことができるスピードで。

まだ始まったばかりの音訳活動ですが、難しさや大変さは良く分かりました。あとは楽しさも分かるようになるかな。初めて原稿を任されるのはいつになるか分かりませんが、続けてみようと思っています。


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