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子供のやけどで救急外来へ行った話。日本の医療制度はスゴイ!

チョコを見ると湯煎をしたい娘。そのためのお湯をポットから注ごうとして足を火傷してしまいました。流水で冷やしている間は痛みが和らぐものの、止めるとヒリヒリ痛みだす。水疱も小さいけど2箇所。最初は市販薬で痛みを止められないかと軽く考えていた私に、マツキヨのオジサマが「水疱があるなら受診してください。」と。日曜の夕方という時間帯のため受診をためらっていた私に(何か看護師目線で考えてしまって勤務交代の時間に受診しないほうがいいって思ってしまう)、市販薬ではダメだと毅然と言ってくれました(ありがとう!)。それから地元の総合病院に電話で相談。受け入れ可能か医師と相談して折り返すとのこと。その間に受診準備を整えて、受け入れ可の連絡をもらってから10分で救急外来へ到着。

アイシングは持っていったけど、ずっと痛い痛いと娘は泣いていました。すぐに受付の方が対応してくれて、娘は処置室へ。私は書類記入。ナースさんが二人で洗浄とリンデロンVG軟膏塗布してくれてました。「足が冷たいね、冷やしたんだね。痛かったねぇ。」って声かけてくれました。医師もすぐに来てくれて

「やけどは、受傷直後はどの程度の深さか分からない。数日かけて症状が現れて、深さが判明する。だから1週間程度は受診して経過を見ていく必要がある。もし一番深いやけどだと手術になるかもしれないが、今の時点では何とも言えない。」
と説明してくれました。
こちらからは、痛みへの対処と体育参加の可否を質問し、「リンデロンVG軟膏に痛み止め効果がある。熱いお風呂は痛みがでるから避けて。体育は痛くないなら参加可。」との回答をもらいました。

それから、形成外科への次回予約と薬の処方をしてもらい、ほぼ待たずにお会計。小学生なので公費での医療費受給あり、手出しは200円でした。

帰りの車の中で薬が効いてきて、家につく頃には小走りできてました。とにもかくにも、痛い痛いとシクシク泣いていたのが、笑顔になって一安心。

振り返ってみると16時40分に最初の相談の電話をして、17時に受け入れ可能の連絡をもらい受診。17時30分にはお会計まで全て終わっていました。しかも、今日お会いしたスタッフの方々みんな親切。医師も面倒くさそうな態度は一切無く、質問にも丁寧に答えてくれました。


日本って、日本の医療制度って、やっぱりスゴイな。そして、医療従事者もスゴイな。


そう実感しました。これもし外国だったら、そもそも自分で民間の保険に入ってないと手出しがバカ高くなるし、こんなにスムーズに受入れてもらえないだろうな。そして、すっごく態度悪かったりするんだろうな(じゃない場合もあるとは思うけど)。

それから、フリーアクセス。行きたい病院を患者が選べるのもスゴイ。私たちは生まれた時から皆保険制度があって、フリーアクセスが当たり前だったけど、これ本当はすっっっごい事なんだって。

日本に生まれて良かった。そして、この制度をこれからの世代にも継続できるように考え、手を尽くして行かないといけないなと、そんなことを帰りの車中で考えたのでした。

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