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米国版花王?キンバリー・クラーク
どんな会社?
「キンバリー・クラーク」は、米国の日用品メーカーであり、健康と衛生用品の製造と販売を行っています。同社の主要製品には、紙おむつ、小児・水泳用の紙パンツ、生理用品、失禁用衛生用品、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、ペーパータオル、紙ナプキンが含まれています。さらに、手術衣、マスク、グローブなどの使い捨て医療用品も提供しています。同社の主要ブランドには、「ハギーズ」、「クリネックス」、「スコット」などがあります。健康と衛生に関する幅広いニーズに対応する同社の製品は、世界中で幅広く利用されています。
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株価について
最近のキンバリー・クラークの株価動向を見てみましょう。過去52週間の変動範囲は
116.32ドルから147.87ドル
まででした。そして、直近の株価は2月16日に終値118.29ドルです。これを52週間の視点で見ると、株価は割安水準にあると言えます。円安ではありますが、株価だけ見ると十分に購入できる水準にあると考えられます。
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配当金について
同社の配当利回りは4.11%であり、配当性向は90%とかなり高い水準にあります。
配当は
1月、4月、7月、10月
の各月に支払われます。日本株でも手薄な配当月ですので、毎月配当ポートフォリオを作る上で貴重な銘柄です。
また、51年連続増配中と日本トップの花王を大きく上回る連続増配株です。5年平均増配率は約5%となっており、これは日本の優良高配当銘柄のNTTと同様の水準です。
今後も増配が続く保証はありませんが、仮に続くとなると現在の4.11%以上の利回りが約束されることになりますので、配当利回り的にも購入できる水準にあると考えています。
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EPSについて
キンバリー・クラークのEPSの推移は以下のようになっています。
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さすが日用品メーカーというだけあって赤字になることなくEPSは安定しています。配当の増配率に比べると、EPSはほぼ横ばいであるため、今後も増配が続いていくかは疑問に思えます。しかしながら、リーマンショックのあった2008年、2009年にも安定して稼げていることから抜群のディフェンシブ性を持っていると言えます。
キンバリー・クラークに投資する理由
①51年連続増配中であり、現在利回りが4%を超えている
②リーマンショックでも赤字にならないディフェンシブ性
③5年チャートでも株価が割安な水準
の3つの理由から少しずつ投資を開始しようと考えています。
ただし、
①EPSが成長していないため、増配が止まる可能性がある
②自己資本比率が低い
よ2点には注意を払いつつ、安定した配当マシーンとして保有していく予定です。
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