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沖縄のおばあちゃんが強い理由

※2022年5月14日に書いた記事を掲載


【沖縄のおばあは、強い】


私がお世話になってる
オーナーおばあちゃんの話。



今年83歳になるが
とても元気で仕事も現役。


未だに何個か事業をしている中で
週6お酒屋さんを開けている。

何十年働いてきたから
むしろ家にずっといるのができないのだそう🤣


そんなオーナーおばあちゃんは、
事業をたくさん回しながら、
4人の子どもを育て上げ
(みんな大卒。うち2人歯科大卒)
旦那、母、姉の介護までやりきったそう。



本人は、自分からこのような話はしないが、
私が聞くとたくさん話してくれる。



今、そのオーナーおばあちゃんの
事業の事務的なやり取りとかを
手伝わせてもらってるのが
私の仕事なのだけど、

よく、こんだけの量を
(昔の方が数十倍大変だったはず)
育児、介護、その他諸々
両立してやってきたな!!

と、いつもびっくりする。




オーナーおばあちゃんは、


何個も事業をしていたし、
土地も持っていたし、
4人の子どもを大学まで行かせた


この事実だけをみると、


「お金持ちでいいなぁ〜」


と、思うかもしれないけれど、



オーナーおばあちゃんが
何十年とこなしてきた
仕事量を実感すると



「同じ金額もらえますが、
あなたはやりますか?」

と言われたら、



欲しいからやりたい!!!!の
レベルではない。



なぜ、1人の体で
数10人分の動きができたの?
と聞いたら、



「全然これくらいみんなやってたわよ〜!
 当たり前よ〜!
 あと、おじいおばあもいたし、
 沢山助けてもらったのよ〜」



と、さらっと言うが。



深く話を聞いてみたら、



「私が5歳の時に沖縄地上戦があって、
 眠い中夜逃げなきゃいけなくて、
 眠い〜眠い〜と泣きながら逃げたのよ。

 でも、母や祖母は、前にも後ろにも
 子どもを抱いて逃げたのよ。
 その苦労を知っているから、
 それに比べれば何でも、
 どってことないと思うのよ」



と、言っていた。



このバイタリティには、
戦争を生き延びた、
という背景もあるんであろうけど、


それでもこんな量をこなしてきたなんて脱帽。


私は子供一人の育児、パート仕事、
家事で文句を言っているレベルなのに(笑)



そんな強い沖縄のおばあたちは、
台風がまだ去っていない、
強風が吹いている中でも
「おばあのランチ会」に町に出る。



…多分一生かなわない(笑)

#沖縄移住 #おばあちゃん #本土復帰50年

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