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能登地震被害把握を支えたもう一人のキーパーソン 高市早苗

能登半島地震発生後、20分後には既に自衛隊の航空機が能登半島上空を飛んで状況を確認していた事は前回、述べた通りだ。石川県知事からの要請は、その後だった事も述べた。今回は、能登半島の被害状況を確認するために行われた、その他の科学技術に関して述べたい。
それは人工衛星だ。
能登半島地震では、人工衛星をつかい、被害状況を速やかに確認していた。10個以上の小型レーダー衛星や光学衛星をフル活用している。
光学衛星とは、太陽を光源として地上の様子を撮影する衛星で、日本の安全保障や危機管理を目的とし、内閣衛星情報センターが運用している。
高度約400~600キロメートル上空にある人工衛星で、解像度25cm以上と報道されている。『解像度25cm』と言われてもイメージがつかめないと思うが、解像度15cmで自動車のナンバープレートが識別できるレベルなので、解像度25cmあれば災害状況の把握は十分可能だ。
そして、もちろん、この解像度は世界トップクラス。
米軍のスパイ衛星と比べても遜色ないレベルと言ってよい。この衛星画像を解析して得られる情報により、地表の変化や、林、崖、建物の様子が全て分かる。つまり、これらを使い、能登半島の状況は、早い段階で把握され、道路が通行困難である事や、海底隆起で港が使用不可である事も把握できていたのだ。

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