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千尋と桜樹の違い【ビルディバイド】

はじめに


こんにちは。りんです。

今回はタイトルにもあるように、「不屈の獅子 ライオネル」で開放できる「千尋の大渓谷」、「紅蓮の桜樹」の2つのテリトリーについて、解説していこうと思います。

今回も「不屈の獅子 ライオネル」関係ですね。
というのも僕が対ライオネルを意識しないといけない立場だからです。
僕が今信じてるのは「邪欲の令嬢 イシュタルテ」なので…

カード解説


テリトリーとそのテリトリーに対応するエースは切っても切り離せない関係です。
なので、まずはエースである「不屈の獅子 ライオネル」から解説します。
「不屈の獅子 ライオネル」に関しては以前に解説しているので、今回重要になる部分だけ解説します。

・不屈の獅子 ライオネル

バトルに勝利すると何度でもスタンドします。
また、破壊された時に赤1無2払うことで次のエンドフェイズに墓地から復活することができます。

対ライオネルでは、「不屈の獅子 ライオネル」を出したターン、もしくは返しのターンに除去できるかがかなり重要になってきます。
理由としては「不屈の獅子 ライオネル」出すために5エナジー使うので、エナジーが残ってないことが多く、「不屈の獅子 ライオネル」の厄介な除去耐性を無視できるからです。

もし、このタイミングで除去ができなかった場合、順当にいけば次のターンには6エナジーあることになり、「不屈の獅子 ライオネル」を破壊では絶対に除去できなくなる状態になるからです。

6エナジー起きてる状態の「不屈の獅子 ライオネル」、マジでやばいです。
マジレンジャーが「マジ卍」と言って逃げ出すレベルです。

6エナジー起きているということは相手のターンに除去クイックなどで破壊しても自身の効果で蘇生、ターンが返ってきて破壊したとしてもエナジーがまだ3つ残っているので自身の効果で蘇生、除去をしない選択肢を取ると起きている3エナジーをターン終了時に使って、「新兵器開発」などでリソース確保されてしまいます。

「新兵器開発」に対してクイックで除去を使えればいいかと思ったら、さすがに相手もバカではないので、こちらのエナジーが起きているのならばさすがに除去を警戒して「新兵器開発」をプレイしないはずです。

以上の理由から、「不屈の獅子 ライオネル」は出たターンかその返しのターンで絶対に除去しないといけないことが分かります。

これらのことを踏まえた上で、テリトリーについて見ていきましょう。

・千尋の大渓谷

僕がいつも「不屈の獅子 ライオネル」といっしょに解説しているテリトリーですね。

自分のターン中、自身のユニット全てに[ブリッツ]と+3000を与え、エナジーが8枚以上ならエースに打点+1も与えます。

これにより、「不屈の獅子 ライオネル」がダメージを受けることなくバトルすることができます。
そのため、9000以下のレストしているユニットは全て、「不屈の獅子 ライオネル」によって破壊されてしまいます。

+3000の数値、バトル以外にも実は大きいです。
「不屈の獅子 ライオネル」が元々パワーが6000あるので、+3000されるとパワー9000になります。
このラインが何を意味するのかと言うと、「キャピタルブレイカー」が8000ダメージのため、それをギリギリ1000上回り耐えきれるラインになります。

そのため、「不屈の獅子 ライオネル」側が先行であれば除去クイックを構えてターンを返したところで4エナジーしかないため、「不屈の獅子 ライオネル」を除去することができず、もし「不屈の獅子 ライオネル」側が後攻だったとしても「燈火の玉兎 ラビアン」を経由されてしまうと、同じ状況になってしまいます。

「不屈の獅子 ライオネル」が出たターンに破壊する手段がないということは、返しのターンで破壊する以外ないということになり、もしそれができるカードがなければ、6エナジー起きてる「不屈の獅子 ライオネル」が完成することになります。

仮に返しのターンに除去できたとしても、そのターンはそれだけして終了のため、状況不利なのは変わらずゲームを進めていかなければいけません。

・紅蓮の桜樹

僕が今まで解説してこなかった「不屈の獅子 ライオネル」に対応したもう1つのテリトリーです。

効果は自分のターン中、自身のエースのみを+2000し、レッドゾーンならさらに+4000するものと、1ターンに1度ライフの先頭を墓地に置くことでエースがいれば自分のエナジーを3つスタンドするものです。

「不屈の獅子 ライオネル」を出したターンでも3エナジーを起こした状態にできるため、返しのターンの破壊にかなり強くなります。

出したターン以降でエナジーを使い切ったとしても3エナジーということで、「虚を突く一手」や「新兵器開発」を構える動きができてとても強いです。

この起きた3エナジーは攻めとして使うこともでき、追加で「天眼銃撃 ナディヤ」を出したりすることもできます。
「辺境の剛勇 ベルティガ」を出した場合は、自身の効果とテリトリーの効果を合わせて実質0コストにすることもできますね。

3エナジー起こす効果に対して除去クイックを使えば、効果解決前に除去が通り、3エナジーがまだ起きていないため、「不屈の獅子 ライオネル」を除去することができます。
バフも+2000のため「キャピタルブレイカー」で破壊が狙えるラインですね。

レッドゾーンになればバフが合計+6000入るということで、本来は単体では倒すことができなかった「猛焔竜 グラナディガ」を倒すことが出来ます。

単純にパワーが高くなるので、「烈火の逆鱗 バドラトス」などはショットでめくれた「念撃弾 レイホゥ」ですら倒せなくなります。

それぞれの役割


まずは「千尋の大渓谷」からですが、こちらは盤面処理が主な役割となるでしょう。
なので、盤面処理を重要視してる場合や爆発力を求めている場合はこちらのテリトリーがいいと思います。

その分、「不屈の獅子 ライオネル」を出したターンと返しのターンに裏目があったり、フィニッシャーとして「不屈の獅子 ライオネル」とは別のカードが必要なため、それらを引かないといけない運の力などは必要になってきます。

なので、パワーで押し切りたい人にはオススメだと思います。

逆に「紅蓮の桜樹」は「不屈の獅子 ライオネル」をめちゃくちゃ盤面に残しやすく、爆発力はなくとも安定感はあります。
「千尋の大渓谷」に比べると横並びに対しては弱くなっているので、的確に処理できる人の強さがかなり重要になってきます。

なので、堅実にがんばりたい人にはオススメなのはこっちなのかなと思います。

さいごに


今回は「千尋の大渓谷」と「紅蓮の桜樹」について解説していきました。

おそらく「不屈の獅子 ライオネル」関連はしばらくの間、解説しないと思います。
僕自身あまり当たりたくない相手ですので…

次はたぶんデッキ解説な気がするのでまた少し更新まで時間が空くと思いますが、気長にお待ちください。

ではまた!

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