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兼近さんに捧ぐ

堂々とタイトルに掲げていてなんだが、実はこの方についてはあまり知らない。
(そもそも知り合いでもなければ、住む世界が違う方のことを知る由もない)

でも、noteに書きたくなる人ではある。

聞きかじった断片的なイメージは朧げにある。

イケメン。
優しい。
地頭が良い。

色々と魅力を挙げたらキリが無いんだろうが、私が勝手に思ったのは

「全然付き合ってくれなそうで良い」。

つれない、というのも違う。
落とせなそう、は全く違う。

確実に愛してくれているはずなのに、薄皮一枚のところで躱されて恋人にしてくれない。

そういう感じなのである。
ミステリアス、と言ってしまえばまぁそうなんだけど、この人だけに許される強かな愛嬌で以て嫌いになれない。だから悔しい、という風な。
容易くあどけない恋心すら本気にさせられそうで、正面切って目線を受けるには随分と危うい。

なんらかの関係性を築こうと思ったら最後、ある種の覚悟が必要になりそうではある。

また、この方からは肉体労働者的な色気を感じる。
インテリとかマッチョとか、形式的な観点から説明出来そうな感じがしない。
孤独に汗する者から発露する、根源的で少し暴力的な、匂い立つような色香。
この方を唯一無二たらしめている所以であろう。

本当に勝手なイメージで申し訳ないのだが、兼近さんはあんまり人間というものを信じていなそうな気がする。
私が最近しつこく書いている「期待感」を、どんな関係性の人であっても抱かなそう。
その分、曖昧さが無く、誰とでもスパッと率直に語らい合えていそうな雰囲気がある。

そこに先程書いた「躱されて」と矛盾が起こる。
そこに生じたズレもまた、抗いがたい魅力として映っているのでは?等と、果てしなく想像の翼は広がり続けるばかりだ。

…兼近さんのこと好きなのかなぁ、私。




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