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【不妊治療】赤裸々物語り31#受精すらしなかった日。終わりを考える

初めて受精しなかった。2個取れたのに途中でダメだったという通知が来た。
めちゃくちゃショックだった。 

自分なりに整え始めてたし、もう、これ以外にやれることはないのではないか。
なので、現実は甘くないんだなと思った。
もう、限界なのかもしれない。と、少し、心が壊れ始めていた。
だって、汚血をとって、ジムで痩せる努力、
Lカルニチンにaリポ酸投入。
断酒だってしてるよ!もうなんなんだろう。

不妊治療は、気持ちを保つのが本当にきつい。ワインをがぶ飲みしたい気分!!

私の両親は、私に子供ができることを心待ちにしていた。
遅くに結婚したので、正直その辺りは、どうなるのかわからないなぁと思ってたけど、
こんなにできないものだとは思わなかった。

特に父は遠慮なく、あなたの子供をだきたい。といっていた。そして、わたしには、子供を産んで母親になって欲しい。と言っていた。(わかるよ。ほんとに私も愛情たっぷりに育ててもらたし、わたしもね、産めるものなら産んでみたいよ)と、いえなかった。
母は、一言も子供のことに対しては口を開くことがなかった。
きっと、同性として私の苦しみを理解していたのだと思う。
もし、私が治療をやめるとなると、父にいわなければならないな。
がっかりするだろうな。
この頃は、そんなことばかり考えていた。

2月の採卵がだめだったから、3月の採卵なんか考えることもできず、1ヶ月休んでみた。
仕事も忙しかったし、また、ピューっと逃げてみた。

そんなときに、不妊治療の保険治療がはじまることとなった。えらい期末ギリギリにきまるものだな。
このはなしは次回に。

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