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【不妊治療】赤裸々物語り35#Bの受精卵を戻す

7月に入り、次はB評価の受精卵をもどすこととなった。
Aが二つとも、全く伸びないhcgだったので、私としては、もう、移植は流れ作業のような、無の境地だった。
いつも通り、移植の準備をして、手術室に入り住所の確認名前の確認後、はい。移植しますよ〜と先生。
私はもう、ここにきすぎて、ベテラン枠。
その時、あっっ!!❣️❣️
りかちゃん先生だ‼️
今回の四つの卵たちを素晴らしい手捌きで採卵してくれた、可愛いのみならず、腕のいい先生❣️
勝手に好きになったため、なんか、テンションが上がる。
りかちゃん先生はいつもどおり、サラッと卵をお腹に戻し、わたしは判定日を待つのみ。
でも、本当に、ダメが続くと人はこうなるのか。次もダメでも傷つかないような心になっていくものだ。私は、過去にないほどアクティブに行動して過ごしていた。
ヨガ、筋トレ、ランニングはいつも以上に。
今までだったら、とは言っても、あまり負担ないように、時間かかっても歩いて行こう!と思ってたけど、無の境地の私はそんなの関係ない!
自転車で、坂道をガーーー!
電車間に合わんーBダッシュ!!
アスクルの段ボールは、2個持ちで階段をかけ上がるぜ!!
こんな生活をしていた。

そして判定日。
その日、わたしは、hcgを見た時に腰を抜かしそうになった。
なんと、hcg86だったのだ。
ここ何ヶ月、何回も判定日はおんなじ先生だった。「3.4日以内に生理来ます」と、
告知し続けていた先生が、 
「結果はこちらです。来週また来てください。」とだけ言った。
ん?いつもの反応が違う。
「それから薬はもう終わりです。」
えっっ。マジですか?それ、とっても不安。
私のオバホルモンでこの卵を育てられるのか?!待合室でそればかり考えていた。
でもさ、
hcg86って結構良いよね!?ちょっとそわそわして、妊娠継続率 計算ツールとやらをやってみた。

妊娠継続率 計算ツールより

うそーーん!!涙
もしかして、もしかして、進むのかもしれないのではないでしょうか。

ダメだった時のショックを和らげるべく、無の境地に徹してたから、
こーゆー時の自分の心構え、全然用意してなかったな。
頭がぼーっとしてきた。
その日は嬉しかったはずだけど、
帰り道のことは全く覚えていない。
とにかく自分のオバホルモンに自信がなかった。
何回も流れすぎて、もう、どう過ごして良いか不明。
来週は胎嚢ができてるか確認。

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