見出し画像

介護狂詩曲4~母のケガ

 金曜は、月~木曜のテーマ以外の内容です。間が空きましたが、今回も介護の話です。
 私はブログもしています。記事はブログへ先にアップし、少し期間をおいてから、修正してnoteに記事をアップしています。
 そうやって、介護の記事をブログに書いていた令和6年3月9日(土)…事件発生(正しくは事件発覚)!
 母が外で転倒し、顔面をケガしてしまった(…と分かった)のです。
 この日、母をリハビリに連れて行くため私は実家を訪れました。そして、母の顔を見ると…左の額に絆創膏が貼られ、左目の周辺が腫れ上がっています。これじゃ、左目は見えないだろうな…ってくらいの腫れ方です。
 事情を確認すると、前日の3月8日、買い物か何かで出かけた際、転んでしまったらしい…と分かりました。キャスター付き歩行器を押しながら歩いていたのですが、突然、歩行器が倒れたので、母も前に転んでしまった様です。その時、顔をぶつけてしまったと分かりました。
 ようやく骨折が治ってきたので、母としては「大丈夫だろう」と気が緩んでいたのでしょう。あちこちに雪が残り、車輪を引っかける心配があったのに、そこには思い至らなかった様です。
 丁度、リハビリで外科に行くので、窓口で診察も御願いしました。すると看護師さんがやって来て、ケガの状態を見ると、
 「これは脳外(ノウゲ)に行かなきゃダメですね」
と一言。確かに、脳への損傷の心配がありますから、これは脳外科へ行くべきでした。どうやら、私も動揺していたようです。
 脳外科に行って検査をしてもらい、診察もしてもらいました。傷口を丁寧に診てもらうと、思ったより深い傷になっています。
 この時期の札幌は、冬の間にまいた滑り止めの砂利が道路の表面に出ています。おそらく、転んだ時に砂利が顔を削る様な感じになったのでしょう。見ているだけで痛そうで、早く気付いてあげなくて本当に可哀想な事をしました。
 検査と診察の結果、幸いにも、頭蓋骨にも脳にも問題は無さそうだとの話です。ホッと一安心しました。
 妻は、「自分では大丈夫と思っていたのに、それが出来なくて可哀想…」と、母に同情していました。私は、せっかく骨折が治ってきたのに、また痛い思いをする事になったのが可哀想だと思います。
 何だか、歳を取る事の切なさを感じてしまう事件でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?