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携帯ガスコンロは早い
水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、前回の続きです。
八軒自然科学クラブでは、通常の活動の昼食は自由でした…が、ある時期からインスタントラーメンを作って食べる事を、子供たちへオススメする様になりました。最初は缶入りの固形燃料で始める子が多かったのですが、秋頃には携帯ガスコンロに全員が移行していました…と言うのが大まかな前回の内容です。
詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。
携帯ガスコンロの強みは、何と言っても「調理時間が短い」事でしょう。
固形燃料の炎はゆらゆらしていてステキですが、一気に加熱するだけの熱量はありません。調理の時間は、ある程度かかる…と覚悟が必要です。
その点、携帯ガスコンロは青い炎が同じ状態で燃え続け、かなりの高い熱量で加熱し続けてくれます。インスタントラーメンなら、10分間もあれば調理完了となります。
また、スイッチを入れれば自動着火してくれるのも、子供たちにとっては有り難い点です。理科の実験などを行えば分かりますが、最近の子供たちはマッチで着火する事が苦手です。どうも恐いらしく、何本も折ってしまう子が少なくありません。
そして、携帯ガスコンロは「格好いい」のも強みです。五徳部分と携帯ガスを合体させるのも、スイッチを入れて着火させるのも、10分くらいで一気に調理可能なのも、中二病っぽい格好良さがあります。
そんな訳で、八軒自然科学クラブでは、携帯ガスコンロを購入し、持ってくる子が少しずつ増えていきます。先程も書いた通り、ほぼ全員が秋頃には携帯ガスコンロを持ってくる様になります。中には、5月の春香山登山の段階で既に購入している子もいて、気合いの入り方が凄いなぁ…と感じた事もあります。
誤解の無いように書いておきますが、固形燃料には固形燃料の強みがあります。
まず、コストが相当に安いですし、気温の影響をほとんど受けません。携帯ガスコンロは冬場に火力が下がったり、着火しなくなったりする事があるため、使えなくて困る事があります。その点、相当な大吹雪でない限り、固形燃料が着火しないという事はありません。
だから私は、冬場ですと固形燃料を持って行く事が多かったです。
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