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VストロームSX ギアポジションが消える初期不良報告

こんにちは、おくとです。

無事に初期不良認定を貰い、無償修理してもらいました。同じ症状で悩んでいる人の助けになればの報告記事です。

少し修正しました。2023/12/13

車種

Vストローム250SX 日本仕様 2023年版

発生時期

0km(納車されてすぐ)から発生、5000km走っても改善されず。

症状

事実

1速、2速で停車した状態で、ニュートラルに入れようとシフトペダルを蹴ると、シフトインジケーターが無表示となる。実際は、1速かニュートラルのどちらかに入っている。
相対的には低頻度だが、ニュートラルと2速の間でも確認。

自分の感覚

エンジン始動前には発生せず、走行するほど、シフトが重いほど、上記の不具合の発生確率は上昇するように感じた。

特定の力加減でシフトペダルを蹴ると発生するため、物理的に回避は可能。
しかし、ニュートラルと近い位置にあり、蹴る力の微調整が必要。ツーリング中に避け続けることは困難。

対処

シフトポジションセンサーの交換

解決せず。
変わらず同様の症状がみられた。

星形のパーツ*1、シフトシャフト、シフトペダルの交換

写真は、車体から取り出したパーツ。
下から、星形のパーツ(正式名称不明)、シフトシャフト、シフトペダル。

解決。
症状は見られなくなった。

いくつか条件を重ねたうえで、微妙な力加減で蹴ると無表示となるが、通常では起こらない。

整備士によると

車体から取り出したパーツに、削れ、欠けは見られなかった。
人間の目にはわからない精度が原因で起こっていたのではないか。

*1 星形のパーツ

シフトチェンジのとき回転し、ギアポジションを決める役割をしているパーツ。
1つだけえぐれた山(写真上部)があり、そのカルデラがニュートラルの位置。


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