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タイヤ選び Vストローム250SX

現在13000km、いよいよタイヤ交換です。純正のセミブロックタイヤとはお別れ、今度はツーリングタイヤにします。

現在のタイヤ状況

昨年の9月に納車され、現在の走行距離は13000km。自分はキャンプ道具を積んでの長距離ツーリングが主なこともあり、より負荷がかかる後輪が先に限界を迎えました。

フロントタイヤ

3分山くらい残っています。形状的にもまだ使えそうです。

リアタイヤ

中央に近いスリップサインはもうそろそろ。

前輪はまだ使えますが、後輪はもうそろそろ限界です。台形に削れたこともあり、カーブでの走行フィーリングに違和感が生じてきました。タイヤを信頼して走りたいので交換です。

タイヤの候補

Vストローム250SXのタイヤサイズは、前100/90-19、後140/70-17です。

バイク屋に相談したところ履けるタイヤを調べてもらえることに。その結果、以下のタイヤなら前後同じ銘柄で履けるようです。

  • GT601(ダンロップ)

  • BATTLAX BT46(ブリヂストン)

  • ROADTEC 01 X-ply(メッツラー)

  • 純正タイヤ(マキシス)

上の3つがオンロードタイヤ、セミブロックタイヤはこのサイズは珍しいようで、選択肢は純正のみ。(2024/8/5現在)

オンロードタイヤのトレッドパターンはこんな感じ。

左からGT601、BATTLAX BT46、ROADTEC 01 X-ply

価格

純正のタイヤはスズキ純正部品としてしか購入できないようで、その価格は前が1.2万円、後ろが1.5万円、前後合わせれば2.7万円。(2024/8/5現在)
お世話になっているところではGT601とBATTLAXがそれとほぼ同価格でした。ROADTECは0.7万円ほどお高めになっています。

GT601を選びました。


ダンロップのGT601を選びました。セミブロックパターンからロードパターンに、自分は長距離ツーリングが主なので経済的にも長寿命のツーリングタイヤのほうが都合がいいのです。

ツーリングタイヤ3種の中でGT601を選んだ理由は見た目です。回転する様子をイメージすると、これが一番ぐっと来ました。

左右のカーブが回転とともに順々に現れるトレッドパターンは見る人の視線を次々にすくいあげ、次に現れるパターンが予測できる規則的な安心感がその疲れを最小限にする。まるでふわふわと振り子をかいて落ちる葉を追いかけるような優しい視線移動は外眼筋を和らげ、理由もわからず目を離させない。走りの面では前方に居座ろうとする空気を柔らかくスマートにかき分けていき……。

一言でまとめると「これが一番カッコいいと思います」。タイヤ選びはきっとフィーリングで正解です。

決断まで

次はオンロードタイヤかセミブロックタイヤか、ツーリング前にタイヤチェックを行うたびに悩んでいました。99%コンクリ路面を走り不整地はせいぜいキャンプ場程度、そんな自分はオンロードタイヤ一択……。なのですが、セミブロックな見た目とほんのたま~~~に走る林道を捨てると思うと決断できませんでした。

思考を巡らせた結果、セミブロックパターンとのお別れツーリングをすることに。「これだけは交換前に撮っておきたい」そんな写真を撮りに石川県の千里浜へGO。それがこちら。

空と海の境界がはるか遠い立体感。背景にとどまらない蒼い海、その雄大な負けない存在感を放ちつつも、海の青と調和するような黄色のSXがたまりません。SXに目線を近づけるとその大きめなタイヤにも目が行き、その後ろにうっすら伸びるタイヤ痕。柔らかい砂をそのブロックでがっしりと掴み駆けてきたのだろう。そんな冒険みたいなストーリーをありありと想起させます。

記事を書いてて思いましたが、ぱっと見トレッドパターンなんてわかりませんね…….。よほど目線をそこにやって何とか?。オンロードタイヤにするとアドベンチャー感が薄れるのではなんて考えは杞憂だったかもしれません。

このツーリングの翌日に思いがけない悪運に見舞われるのですが、それはまた別の記事↓で。

交換後のGT601のレビューものちに書きます、以上!


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