スクリーンオフセットブラケットのインプレ VストロームSX
こんにちは、おくとです。
デイトナのスクリーンオフセットブラケットのインプレです。
結論から
結論としては、メーター上のマウントバーがスマホナビの設置に有用で、この一点だけでスクリーンを上げる上げない関係なく万人にお勧めできます。
価格は高い(8800円)ですが、それだけ精度も良く、自分的には付けて良かったカスタムです。
オフセットブラケットの紹介
スクリーンが純正位置より5cm上げられます。また、メーターの上にマウントバーが付きます。
定価は8800円ですが、Amazonなら7500円付近で買えます。
自分の使用法
スクリーンオフセットブラケットの名前にもあるとおり、メインの目的はスクリーンの位置を上げるためのものです。
しかし、自分はスクリーンの位置を上げる必要性を感じないため、メーター上のマウントバーのみ使用し、そこにスマホをマウントしています。
YouTubeで調べてみたら風防の高さアップの検証動画は見つけたので、あえてマウントバーだけのレビューです。
スマホナビのマウント位置
スマホをバイクにマウントし、ナビとして使用している方は多いと思います。そのマウント位置についての話です。
自分はこれを付ける以前、右ミラーの根元にマウントバーを設置し、そこにスマホをマウントしていました。
すると、スマホを確認する際に首の移動が必要だったり、ナビが見えにくかったり…メーター上に移すことでの変化を紹介します。
前方を見れない一瞬
ミラーマウントは、スマホナビの確認時に一瞬ですが、前方から視界が逸れる時間が発生します。
自分は目線移動に有利なジェットヘルメットです。それでもスマホを確認する際には目線移動だけでは足りず、首も動かしナビをのぞき込む必要がありました。
走行中に首を動かし目線を前方から離すとなると、前走車との車間をしっかり確保し、道路の線形を確認し、安全を確保できたと思った時にしか確認できません。さらに、その一瞬にイレギュラーが発生した際の対応は確実に遅れ…
メーターの上にスマホがあれば、そんな不安な一瞬は発生しません。ほんの少しだけ目線を下げればナビを確認できます。前方を視野に入れたままナビを確認でき、首の移動も無くなり疲労が軽減されます。
副作用としては、メーターまで目線を落とす機会が減ったのか、気づかないうちに速度が出過ぎていることが増えました…
全体として目線が上がり、常に前方を確認できるようになったと前向きに捉えています。
晴れているとスマホの画面が見にくい
ミラーマウントでは、上からのぞき込むようにスマホを確認します。すると、スマホの画面は太陽の向きに近くなり、画面には相当の輝度が要求されます。
自分のナビ用のスマホは、数年前の最新機種を使用しています。ナビ用としてよく用いられるそこら辺の安い中華スマホとは比にならないスペックです。
そのスマホですら、太陽が照り付ける昼間だと最大輝度でようやくナビが見えるくらい。スマホの自動明るさ調整機能を使っていると、晴れているのに最大輝度にならず、ナビが全く見えないなんてことも頻繁にありました。
これがスマホをメーター上に移すことで改善されました。
メーター上からスマホを自分に向けると、自分と向かい合うような角度になり、画面が太陽の向きから逸れます。それによって要求される輝度は大幅に下がり、ナビが全く見えないことが減りました。
また、要求輝度が下がれば、スマホの画面の焼き付きもそれだけ抑えられます。
まとめ
スマホをメーター上にマウントする手段の一つとして、このスクリーンオフセットブラケットは非常に優秀です。精度も良く、高速域の振動でもナビはしっかり確認できます。
それなりな価格ですが、自分的にはマウントバーだけでも十分元は取れていると思います。