令和4年度 設備設計一級建築士 法適合確認 解答例

お手元に令和4年度の法適合確認の問題集をご準備いただき活用ください。不適切だけでなく適切な箇所もできるだけ解説しております。

※個人による解答例ですので正解を保証するものではありません。


空調・換気設備

問1

<不適切な箇所>
1階に2階の自然排煙口の手動開放装置が設置されていない。

<不適切な理由>
2階の自然排煙口は1階からも作動できるように1階に手動開放装置を設置する必要があるため不適。

<その他解説>
①各階の壁付手動開放装置は床面から80cm以上1.5m以下の高さに設けるため、1,200mmは適切。

②各階の自然排煙口の設置高さは天井から80cm以内に設けるため、600mmは適切。

③各階の自然排煙口の有効開口面積は防煙区画面積の1/50以上の大きさとする。
→1階:150㎡(居室A)/50=3㎡で適切。
→2階:(150㎡(吹抜き)+150㎡(居室B))/50=6㎡で適切。

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