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まほろばの朱(あかり)生育記録(2)【水が命💧】

『吉田農園まほら』の眞﨑です。
私は苺作り4年目ですが、『吉田農園まほら』は苺作り30年以上の専業農家です。
今年12月の収穫時にこだわり苺【まほろばの朱(あかり)】ができるまでの生育を記録しています。

4月に入り大分暖かくなって、急に苗がゴィっと大きくなってきました。今は毎日直接シャワーホースにて灌水(水掛け)をしていますが、多くの苺農家さんでは最初からチューブによる自動灌水が主流なようです。ちょっと手間は掛かるんですが、親苗が大分根付くまでは成長をじっくり観察すべく敢えて手灌注にしています。
【灌水:かんすい】とは・・・土や植物に直接水を与えることです。
【手灌注:てかんちゅう】とは・・・ジョロやシャワーなど直接人の手で水を注ぐことです。
【ゴィっと】とは・・・"力強く"とか"急に"とかいう意味の方言で大きくなるなどを修飾する副詞です。
春先はいろんな植物(特に雑草)がゴィっと大きくなって春の匂いと言いますか命の息吹を感じる今日この頃です。

苺栽培は水が命、適正な水管理で根張りが決まる


おいCベリーの親苗鉢上げ後、1ヶ月経ち苗が活着してゴィっとなりランナー(蔓)が出始めてきました。
この時期から水が命です。苺は人工的に水を与え続けないと成長しません。畑に定植するまで(定植後もですが)ほぼ毎日水を与え続けます。収穫時も水を与え続けますんで、一年中灌水していることになります。まさに水が命なんですね。
【活着:かっちゃく】とは・・・移植した植物が根付くことです。

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