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まほろばの朱(あかり)生育記録(8)【冬季出荷の陣🏹】

こんにちは『吉田農園まほら』代表の眞崎です。雲仙国見の苺『まほろばの朱(あかり)🍓』ができるまでの生育を記録しています。

この時期の糖度は13〜15度ほどになります

◼️ついに『まほろばの朱(あかり)🍓』できました❣️
12月に入っていよいよ苺🍓が熟れ始めてきました。1番果の収穫が始まります。
『吉田農園まほら』では今期収穫の苺を、昨春から(正確に言えば昨年の秋から1年以上を経て)主に❸つのこだわりを実装しながら苺づくりをしています。そしてこの❸つのこだわりを経た苺🍓を『まほろばの朱(あかり)』として商品化しています。まだまだ春の陣まで長い出荷の戦いは続きますが、おいしい苺を届けれるよう日々邁進していく所存です!
(最近愛媛の松山城に入城し戦勝の祈願をしたところです^_^⁉️)

まほら君とおおきみちゃん
❸つのこだわりは下記URLより

◼️収穫ピーク休みなし、絶対に失敗できない冬の陣🏹
世の中が働き方改革を実装中であるのに対し、苺農家の繁忙期は恐ろしく忙しく、よく農家ではない方に『苺農家さんは収穫時期は大変ですもんね』とか『えっ日曜も仕事なんですか⁈』などと言われます。基本収穫ピーク時は数ヶ月間休みなく働きますし、ここでコケたら1年の収入がなくなり兼ねませんので絶対に失敗できないピリピリムードになりがちです。超早起きや休みが少ないから凄いだろマウントを主張する豪族な方も中にはいらっしゃいますが、大抵この時期からの苺農家さんはヤツれた顔をしておられます(冗)🤭。

市場取引を行う青果市場の様子

そんな中でいかに世の流行りに乗り、働き方改革を実装するかを模索していますが、なかなか現状で良い答えは見つかりません。広義のスマート化の流れは色んな農業分野に進出していますが、苺収穫作業のロボット化等は、開発の設備投資が市場規模に見合わないらしくまだまだずっと先の話しになるようで、当分は今までどおりの人海戦術が続くようです。それにより個人農家が守られていく(延命する)という側面もあるでしょう。だから忙しい時は忙しい!この割り切りが必要なのかもしれません。開き直りですね。
農家の休み無し問題は、個人農家で家族経営が多い(効率化が十分なされていない)ことでその解決策がないのかもしれませんし、農業で企業参入が進みこの流れが変わる可能性(更なるブラック化もあり?)はありますが、企業が参入しても人海戦術に頼らざるを得ない分野の農業はそれもまだまだ先の話しなのかもしれません。AIのシンギュラリティに期待するのも止しておきましょう。
これから始まる苺の収穫出荷の戦いは、冬の陣(12〜2月)よりも春の陣(3〜5月)の方が凄まじく、4月以降は消耗戦の様相を呈してきます。まだ余裕がある冬の陣でいかに体力を消耗しないかが、この絶対に失敗できない戦いを乗り切る策になるので、今はそのための万全の準備を期しているところです(冗)🤭。

次回は『カブリダニの乱』と、2番なのに一番おいしい『まほろばの朱(あかり)2.0』について書きたいと思います。

www.tabechoku.com/producers/26546
https://item.rakuten.co.jp/f422134-unzen/item0881/
https://item.rakuten.co.jp/f422134-unzen/item0880/

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