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2020年2月の記事一覧
『頑張った人が一番美し』くもない世の中
新人美容師みたいな若い人が寒い中路上でクーポンを配ってるの、めちゃくちゃ苦手です。
自分ちの近所にもいた。
毎日同じ場所に立って、道行く人に笑顔でクーポン券を渡しているお姉さんが。
何度も見るから顔を覚えてしまったある日、お姉さんが通りかかったおじさんに変に絡まれていた。
こんなところで配っていて何になるんだ、毎日毎日目障りだ、と、おじさんが怒鳴っていた。
おじさんは多分、視界に入った事物を
推していたアイドルがAV女優になったことを、ラブホで実感した
高校時代にmixiで繋がった友達と、こうして朝まで飲み歩いたのは久しぶりだった。
友達はお好み焼きを焼くのが上手い。ひっくり返すのを失敗したためしがない。
こうしてみるとお好み焼きというのは、終電で帰ったときに最寄り駅のホームに落ちている『アレ』そのものである。(ごめんなさい)
お好み焼きを食べた後の私たちは臭い。でも、わざわざ気にすることではない。
酒を飲もうとハシゴした。
どの店に入って
大人になった私と、もっと大人になった友達
らしくないねと言われるが、わたしは喫煙者である。
思えば『らしくないね』と言われることが多い。
小学生のときダンスを習っていたのも、
中学3年間合唱コンクールでピアノ伴奏をしたのも、
高校が進学校だったのも、
塾講師やパン屋のアルバイトも、
女のアイドルが好きなのも。
必ず誰かしらには『らしくないね』と言われてきた。
結構嫌だった。
頑張ってきたことや積み上げたものが、全然他人からは
寂しそうな顔を見て、初めて幸せになってしまう
今日は渋谷で懐かしい人に会った。
前の仕事でよく会っていた、お客さんだ。
彼は私を見てそれはそれは喜んでくれた。私がいないことを寂しいと言ってくれた。
その人とは少し近況を話して、握手をして別れた。
私はすごく嬉しかった。私が居ないことを寂しいと言ってくれた人に、久しぶりに出会えたからだ。
こうやって書くと聞こえが良いけど、わたしは人を傷つけてまで、それを試してしまうことがある。