アロディニア ガラスの痛みの原因は 「真皮」 線維筋痛症、コロナ後遺症 寝たきりでもできること 前編 鍼灸院hiro 申鍼会
コロナ後遺症患者さんが急増し、全身の痛みや触れられるだけで痛いといった辛さを抱える方が増えてまいりました。今回は、線維筋痛症を10年以上診療と研究をされているWITH PAiNお馴染みの鍼灸師 伊藤弘隆先生との初対談を記事化いたしました。つい最近もトピックスになっていた「真皮」「脊柱起立筋の過剰収縮」は、初回から取り上げていたんだな…という感動と、4年も発信しているのに基本情報が患者さんに届けられていない不甲斐なさを噛み締めながら、今後もわかりやすく、かつすぐに使えるセルフケアなどをご紹介していきたいと思います。
音声が良い方はこちらから
(その他の対談シリーズ30回分も視聴可能です。)
https://www.youtube.com/live/ccNoB-iRGqE?feature=share
~~~以下配信~~~
皆さんこんばんは!痛みも、わくわくも、一緒に。WiTH PAiN,線維筋痛症と慢性疲労症候群の患者で、麻酔科医のみおしんです。本日ゲストの申鍼会先生は、以前から生配信に遊びに来てくださっていた方だったんですが、鍼の先生で、やたらかわいいイラストや小説も書かれてるし、なにより他分野を勉強されてるから絶対お話したい!と思いたち、昨日決めて今日来て下さいました!(๑•̀ㅁ•́ฅ✨
みおしんは、周囲になかなか理解してもらえない痛みや疲労を可視化するために、現在デジタルハリウッド大学院で研究をしています。ですが、普段から患者さんのからだを触っている鍼灸師さん整体師さん、アロママッサージなどのエステティシャンの皆さんからもお話も聞きながら、より早く線維筋痛症を見つけ出す仕組みを作りたいなと思っています。それでは、伊藤先生、まずは自己紹介よろしくお願いいたします。
申鍼会
YouTuber とTwitter で鍼やお灸の情報発信している鍼灸師 伊藤弘隆です。鍼灸師向けの勉強会の名称が「申鍼会」で、治療院は「鍼灸院hiro」といって、鷺沼で2006年に開業しました。本日はどうぞよろしくお願いします。
17年前ですね!素晴らしいです☺️
2012年に、線維筋痛症の人に初めて出会いました。たまたま栃木の方で鍼灸院立ち上げ手伝って欲しいってことで、ドクターと一緒に仕事をしていた際に近所の方でした。どちらかというと自律神経の不調で痛みがあるみたいな感じだったんで、割と簡単になおっちゃって、そこから興味が湧いて、甘く見てたんですよね。「線維筋痛症」という名前がキャッチーだし、誤診されてる人が多いんじゃないかって。ところが、治療院で「線維筋痛症診れます」という看板を掲げたら、二人目で挫折を味わうことになります。
アロディニア
触れただけで痛いアロディニアですか!(驚)とっても過敏になってる神経障害性疼痛ですね。鍼どころか、触診ができない、手が置けません。往診で行ったのに、何もできないで帰ってきてしまい、診れますってふれこんじゃったのに「これはちょっと本腰入れて勉強しないとやばい」と思いました。
2010年なんてまだ、線維筋痛症の看板を掲げている治療院がいなかったですから。すでに問い合わせも何件か頂いていたので焦ったものです。
最初は線維筋痛症は素直な病気なのかなって思ったら、違ったーっ!
いきなり二人目でとても重症の方にあたり、手も足も出なかくて、ほんとうに申し訳ないっていう感じがしました。
素晴らしいですね!まさにWiTH PAiN初めてのゲストにふさわしいんじゃないかと思います。
触れられない人に、どうやってアプローチを?
ここから先のお話はにわかには信じられない展開へ…
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