ワクチンの真実

今回は、文春オンラインさんの記事を紹介いたします。ワクチンを打つかどうかは、ご自身や大切なご家族の感染リスクにかかわっていきますので、科学的根拠をもとにした情報で判断をしていただければ、という願いをこめた配信です。

2021年10月号「読んではいけない「反ワクチン本」」忽那賢志 遺伝子改変、不妊、何年か後に副作用…偽情報を徹底検証
https://bunshun.jp/articles/-/48507?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink

科学的に正しくない記述

① 遺伝子組み換え系
mRNAワクチンを体内に注入しても、細胞の核内に入り込むことができないので組み換えチャンスなんてZEROです。 https://vt.tiktok.com/ZSJEqfwQQ/
② 動物実験さえやっていない系・早くできすぎ系
動物実験や臨床試験を同時並行するなど効率よく研究が進められました。また、従来のワクチンと違い、ウイルスそのものではないので短期間で量産が可能になりました。さらに、大規模治験は数万人を対象で行われ、有効性と安全性が厳格に確認された上で承認が出ています。
③ 長期的には安全性ワカラナイ系
たしかに未来のことは誰もわかりません。ただ、mRNAは数日以内に分解されるので長期的に体内に残ることが出来ません。mRNAによって産生されるスパイクタンパクも、接種後2週間で体内から消失すると言われています。実際、これまでのワクチン接種では、重篤な副反応は投与後の数週間以内でしか確認されていません。
④ 不妊になる系
一般的に、ワクチンで不妊や流産が誘発されたという事例は過去、見られていません。コロナワクチンは妊娠中のどの期間でも打つことができますし、日本生殖器学会からも接種がすすめられています。 https://note.com/withpain_mio/n/n451f12e1067a
⑤ 卵巣にmRNAが蓄積する系
mRNAが卵巣に蓄積することを示すデータは一つも存在しません。
例えば、日本のPMDA（医薬品医療機器総合機構）が、ワクチン投与後に成分がどれだけ卵巣に蓄積するのか調査したところ、投与から2日後、卵巣での成分濃度は約0・095％でした。この数値では「蓄積している」とは言えず、卵巣に影響を及ぼすレベルではありません。ちなみに…コロナに感染すると精子が減ってしまう報告があります。https://www.youtube.com/watch?v=DBx8SS2KC9M 26:20頃

⑥ ワクチンを打つと逆に重症化する系 (ADE 抗体依存性感染増強）
ADEは確かに、mRNAワクチンの懸念材料ではありましたが、これだけ世界中で接種が進んでいながら一例も報告がないということは、新型コロナワクチンでのADEは起こらない、または、起こるとしても極めて稀なのではないでしょうか？
⑦ スパイク蛋白が猛毒系
スパイク蛋白のトゲトゲが血管を傷つけ万病を引き起こす！？(なんでもアリなんかい)。血栓症については、英アストラゼネカ社製のベクターワクチンで、接種後ごく稀に（約25万回接種に1回）特殊な血栓症が起こることが報告されているため、日本ではアストラゼネカ社製のワクチンは、血栓症が比較的起こりにくい40歳以上の方に限定した使用となっています。日本で広く接種が進められているファイザー社・モデルナ社製のmRNAワクチンについては、血栓症との関連は認められていません。
⑧ 電磁波系・・・はい？

ワクチン接種者がウイルスに感染しにくくなるということは、周りの人の感染リスクも低くするということにもなります。自分の家族や周りの人を感染から守ることができるのであれば、接種する意味はあるのではないでしょうか。ただ、不安が残ったままのワクチン接種は、副反応が起こった時にメンタル的にもよいものではありませんので、不安を解消した上で検討していただければと思います。

雑記

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