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NikonZfのピクチャーコントロールをいくつか試す

長年フジ機を使っていると、フィルムの名前とフィルムシミュレーションの絵作りが何となく思い浮かんでくるので困らないのですが、ニコンのピクチャーコントロールについてはあまりイメージが把握できてないので、いくつか選んで撮ってみました。本来であれば同じ写真を現像しなおせばよいのですが、実際には撮影時に選ぶことが多いので、スナップしながら変えていきます。

最初はゾンバー。これは意外に彩度が高くポジフィルムに近いイメージで撮れました。名前の由来がよくわからないのですが、使ってみようかな。

CV05 ゾンバー
CV05 ゾンバー
CV05 ゾンバー

モーニングは少し黄色みがついたコダックのネガのイメージかな。

CV02 モーニング

デニムも結構いい感じで、若干時が過ぎたカラープリントのような色合いになります。小さいころの家族写真を見ている感じ。

CV11 デニム

なんか、30年前の風景とかそんな感じ。

CV11 デニム
CV11 デニム

メランコリックは赤が混じるのですが、あまりこの色合いは使わないかも。

CV09 メランコリック

違う場所で、ゾンバーで一枚。

CV05 ゾンバー

こちらは普段使いのリッチトーンポートレート

リッチトーンポートレート

ディープトーンモノクロームもトライ。結構スキ。
Zfはレバー一つでモノクロに切り替わるので、これに設定しています。
RAWファイルはあとから別のカラーのピクチャーコントロールに変えられるので、その辺は便利なんですが普段からJPEG撮って出しでセレクトするやり方なのでシャッター押してみるときの気分を大事にしています。

ディープトーンモノクローム
ディープトーンモノクローム
ディープトーンモノクローム

これは現像でゾンバーにしてみました。

ゾンバー現像

ここは川の上流方向に富士山が望める場所で、西武線の橋の下に富士山が見えるという、ピンポイントな場所。両方が見える露出を合わせて、電車の来るタイミングを待って取ります。結構大変。更に遊歩道は人通りが多いので撮るタイミングは気を使います。

リッチトーンポートレート

日が暮れてきたので、別の場所で撮ってみます。
だんだんマジックアワーになってきました。

リッチトーンポートレート
VI ビビッド
VI ビビッド
VI ビビッド

最後のビビッドで出てきた透明な青の表現はこの日一番のお気に入り。フジの写真では見たことがなく、非常にきれいな青ですね。

Zfはファンクションボタンが限られるのですが、貴重な1か所をピクチャーコントロールの呼び出しに使用しています。これはフジでもやっています。結構いろいろピクコンはあるのですが、ビビッド、リッチトーンポートレート、デニム、ゾンバーあたりをカスタム登録して切り替えようかと思っています。

ここ数年、カメラでスナップを始めて一番変わったことが、
普段何気なく通り過ぎている見慣れたシーンも、カメラで撮ることで、
もっとたくさんの色合いや、表情のある楽しいものと思えるようになったことでしょうか。
もしお手持ちのカメラがありましたら、色合いを変えてスナップしてみるのも楽しいものです。
(´・ω・`)ノそれでは、また。

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