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阪神大賞典 データ

★枠順別成績

阪神大賞典枠

★年齢別成績

阪神大賞典年齢

★体重別成績

阪神大賞典体重

★騎手別成績

阪神大賞典騎手別


ローテ別


★近2走以内に4角を出走頭数の
 半数より 後方で進め、
 上がり3位以内の脚を使った馬

6-6-4-2-2-15/35
勝率17.1% 単勝回収率87%
連対率34.3%
複勝率45.7% 複勝回収率94%

【該当馬】
・アドマヤイジャスタ
前走
小倉大賞典(小倉芝1800m) 7着
4角13番手(出走頭数16頭)
上がり34.6秒(上がり1位)


・ゴースト
前走
万葉S(中京芝3000m) 5着
4角9番手(出走頭数14頭)
上がり35.6秒(上がり2位)


・ツーエムアロンソ
2走前
寿S(中京芝2000m) 1着
4角8番手(出走頭数14頭)
上がり35.4秒(上がり3位)


・ナムラドノヴァン
前走
ダイヤモンドS(東京芝3400m) 4着
4角12番手(出走頭数16頭)
上がり35.2秒(上がり3位)

2走前
万葉S(中京芝3000m) 1着
4角7番手(出走頭数14頭)
上がり35.3秒(上がり1位)

上がり1位の成績が良いレース。

加えて、
水準以上の末脚を持ち合わせて
いるが、道中の追走力に
手間取り、展開の助けが他馬より
必要とする
不器用な馬が差し届くケースが
目立つレース。

特に近走でそういった経験を
している馬が恵まれやすく。

※※※※※※※※※※※※※※※※
★今年初戦の馬
5-5-2-3-2-9/26
勝率19.2% 単勝回収率59%
連対率38.5%
複勝率46.2% 複勝回収率70%

【該当馬】
・ユーキャンスマイル
前走
有馬記念(中山芝2500m) 11着

今年初戦にこのレースを選ぶ馬の
大半が、G1勝ちや実績豊富な馬が
選択しやすいレースという事もあり。

回収率が追いついていないのは、
当レースをステップレースとして使う
実績馬の凡走も少なくない点。

長距離レースでは、フレッシュさを問われる
ケースも多く。

好走率の高さがその辺りを
物語っていると思います。



血統傾向


上記ローテ別のデータでも述べた事
ですが、上がり上位の脚を持つ馬の
好走も目立つレースで。

それに呼応してか、血統面でも
マイラーの血を持つ馬の好走も目立ち
ます。

どういった血統の偏りが出て
いるかというと、
「これ!」といったのはいないと
いった方が正解に近いですね。


雰囲気は、中長距離型で活躍する
血とマイラー型の血の掛け合わせが
一番納得出来るといった印象。

敢えて取り上げるなら。


★フレンチデピュティの血を持つ馬
1-0-1-1/3
勝率33.3% 単勝回収率186%
連対率33.3%
複勝率66.7% 複勝回収率153%

【該当馬】
・タイセイモナーク
母の母父フレンチデピュティ


・メイショウテンゲン
母父フレンチデピュティ


このフレンチデピュティもマイラー型。

そこにタイセイモナークも
メイショウテンゲンも
父が長距離適性は水準以上の
能力を持つ種牡馬ですね。


他にもノーザンテーストやトニービンの血を
持つ馬の好走も多いのですが、
サンプル数が多く、全体でならすと
数字は平均的なモノになります。



【想定上位人気の馬】


・アリストテレス
父エピファネイア
母父ディープインパクト

父も母父も芝3000m重賞勝ち馬。

アンライバルド等の名馬を輩出した
バレークイーン牝系。

晩成型のリンカーンやヴィクトリーがいる
一族で、成長の完成段階への
階段を登り始めている印象です。

特に隙らしい点は見当たらず、
敢えて重箱の隅を突くなら、
道中、内に閉じ込められた際に
エピファネイアの気性難が・・・

程度ですね。

前走の不良馬場好走の反動ですが
調教を見て判断するしかないので
そこからですね、反動有無の
決め付けは。



【データに該当した馬】


・ゴースト
父ハーツクライ
母父Cozzene

母ガヴィオラは、
アメリカG1・ガーデンシティBCH(芝9F)
勝ち馬。

ハーツクライの長距離適性とトニービンの
底力、Cozzeneのマイラー気質な
スピードが当レースにマッチしそうな
印象はあります。


前走もメンバー的には薄い1戦でしたが
昇級戦という事を考慮すれば、
上々だと思います。

一気にメンバーは強化されますが、
成長の充実期を迎えていますので
通用してもおかしくはないかと
思います。


・メイショウテンゲン
父ディープインパクト
母父フレンチデピュティ

昨年の3着馬。

内回りや小回りコースでの機動力に
長けた馬で。

ディープ産駒の中では異質なタイプで、
ディープの特徴には当て嵌らないと
言っても過言ではないかと。

母メイショウベルーガも6歳で
京都記念2着(0.1秒差)と好走して
いる様に、まだまだ息の長い活躍を
見せてもおかしくはない牝系。

スローで流れると脆さが出るので、
平均ペース以上に流れて欲しい所。



・ナムラドノヴァン
父ディープブリランテ
母父Kingmambo

母の母PunctiliousはイギリスG1
ヨークシャーオークス(芝11F)勝ち馬。

ここ2戦、ステイヤーレースに連続好走を
見せていますが、得意の左回りでの
好走という事で、右回りの内コースで
爆発的な末脚を引き出せるかが
大きなポイントですね。

当レースで恵まれやすい、不器用で
爆発的な末脚を持っていますので、
仕掛け所のタイミングが遅れなければ
好走は充分に可能だと思います。


【現段階での注目馬】


・アドマイヤジャスタ
父ジャスタウェイ
母父エリシオ

母アドマイヤテレサはJRAの芝1200~
芝1800m戦で5勝を挙げた実績馬。

半兄アドマイヤラクティは当レース2着の実績を
含め、
ダイヤモンドS(東京芝3400m)1着、
豪州コーフィールドC(芝2400m)1着と
ステイヤー気質の実績馬。

函館記念をブービー人気で制して
から、それなりのラストの切れ味を
発揮しつつも、差し届かずといった
パターンが続いていまして。

今回はその切れ味が削がれない
展開になれば、そういった個性が
恵まれやすいレースですので、
大きな期待はしています。

ジャスタウェイ×Fairy Kingの流れは
ステイヤー気質が目立ちますので、
今の成長充実期を迎えている
点も踏まえて、期待は大きいです。


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