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日中の気温が次第に上がってきて過ごしやすくなってきました。
この冬もたくさん雪が降りましたね。
みなさん、風邪などはひいていませんか?

ところで、雪には種類があることをみなさんは知っていますか?
今回は雪の種類のお話です。


<雪の種類の分け方>

雪の種類は複数ありますが、さまざまな分け方があります。
1つ目は降る時期、2つ目は降り方、3つ目は積もり方で分けることができます。
今回はそれぞれの分け方からいくつか紹介していこうと思います。


<降る時期で分けた時の名前>

初雪(はつゆき)
皆さんもこれはよく耳にしたことはあるのではないでしょうか。夏を過ぎて初めて降る雪のことです。
ちなみに広島県の2021年の初雪は12月14日でした。

初冠雪(はつかんせつ)
名前の通り山に冠のように積もる雪のことで、その中でも初めて夏を過ぎて山を白く染める雪のことです。


<降り方で分けた時の名前>

細雪(ささめゆき)
細やかにまばらにふる雪のことです。
ちなみに谷崎潤一郎の作品に同じ名前の小説があります。

粉雪(こなゆき)
粉のようにさらさらとした細かい雪のことで積もらないのが特徴です。
パウダースノーとも呼ばれています。

牡丹雪(ぼたんゆき)
雪の結晶がいくつか集まって「ぼたんの花」のような大きな塊(雪片:せっぺん)となって降る雪のことです。気温が高い時に降りやすいです。


<積もり方で分けた時の名前>

新雪(しんせつ)
積もりたての雪のことで、結晶の形がまだ残っているが特徴です。

どか雪
短時間に一気に降って積もった雪のことです。路上に止めていた自転車などはすぐに埋まってしまいます。


<おまけ>

みなさんは「銀世界」という言葉を知っていますか?
これは「雪が降り積もって、あたり一面、白一色になった景色」をさします。
雪は白いのになぜ銀色なのでしょうか。

その理由は漢字の読み方にあります。
「銀」は「ぎん」と一般的には読みますが、「しろがね」と読む事ができます。「しろがね」は白金のことで、銀色(しろがねいろ)は「銀のように光る白色」のことを指します。

いかがだったでしょうか?
雪の名前にもいろいろあるのですね。
日中が暖かくなったとはいえ、残りの冬も体調を崩さないように過ごしましょう!!
作:でーぐ(理科担当)

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