【withE通信:説明文って簡単!?】
この土日は、大学入学共通テストの試験日です!大学受験の皆さんは、この日のために何日も勉強してきたことでしょう。これまでやってきたことは必ず力になっているはずです!力を出し切ってもらいたいですね!!
さて、今回は大学入学共通テストでも出題されるであろう、説明文の読みかたについてのお話です。説明文は理屈っぽいし、よくわからないから嫌い!という声もよく聞きますが、3つのポイント抑えるだけで格段に読みやすくなるんですよ!
〈解き方〉
まずは解き方です。
国語の問題はまず、本文を読まないことには始まりませんが、私のおすすめの解き方は、先に問題文を読むことです。問題文を先に読んでおくことで、何に注目して読めばいいのかが明確になり、試験ではなおさら、効率が良いように思います。と言っても、ただ問題文を読むだけではいけませんよ!問題文を読むときには、「なぜ/どうして」「どのように」「どんなこと」などの疑問詞に注目することが大切です。読んだときに印をつけておくと、文末の「~から」「~こと」をつけ忘れて△!なんてことも防げるかもしれませんね。
もちろん、問題の解き方は人それぞれだと思うので、今回紹介したものはあくまで一例にすぎません。自分に合った解き方をいろいろ試してみてくださいね!
〈問いかけ〉
次に、本文を初めに読んだときに問いかけに注目するようにしましょう。文末に「?」がついていたり、「~でしょうか。」となっていたりする文ですね。そして、問いかけを発見したら、必ずそれに対応する答えがあるはずです!それも見つけておきましょう。
なぜこの「問いかけー答え」に注目するのかというと、本文の内容理解や、筆者の書きたいテーマの理解に役立つからです。特に、冒頭部分の問いかけは最後になって答えが出される場合もあり、このパターンはまさに、筆者の書きたいテーマが「問いかけー答え」と考えてまず間違いないでしょう。
〈強調・まとめの言葉〉
最後に注目するのは、接続詞や文末表現などです。その中でも、強調やまとめを表す言葉は非常に重要になってきます。強調を表す言葉としては、逆接の接続詞が挙げられるでしょう。「だが」「しかし」「ところが」などの言葉の後ろには、筆者の主張や意見が来ることが多々あります。なぜなら、説明文の鉄板の書き方として、「一般論→筆者の主張・意見」という構成があるからです。また、まとめの言葉としては「つまり」「要するに」「このように」などが挙げられます。加えて「~する必要がある」「~すべきだ」などの言葉も筆者の主張・意見が隠されているので重要視しておきたいですね!
いかがだったでしょうか。テストだけでなく、普段の授業のときにも役立つ読解方法です!ぜひ、取り入れてみてくださいね!
作:わさび(国語・英語担当)
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