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【withE通信:勉強をする意味】

夏休みも残すところ約1週間となりました。楽しい夏休みはあっという間に終わってしまいますね😭充実した休みを過ごせたでしょうか?

突然ですが、皆さんはどうして勉強しなければならないのかを考えたことはありますか?勉強に苦戦している時、テストや受験を控えている時に一度は考えたことがあるという人が多いのではないでしょうか?よく「将来のために勉強は大事!」という話は聞きますが、あまりにも漠然としていますよね。では、具体的にどうして勉強しなければならないか考えてみましょう!

『学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる、自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる。』

これは「相対性理論」や「粒子と波動の理論性」を提唱した有名物理学者アインシュタインが残した言葉です。
この名言は学ぶことは自分を知ることであるということを伝えています。私たちはどれだけ勉強しても知らないことは尽きません。だからこそ、知れば知るほど自分の興味ある分野が見つかったり、何かを新しく知りたいと強く感じたりするきっかけになるのです。それだけ世の中には面白いことがいっぱいあるとも言えます。アインシュタインの知的好奇心旺盛さが伺えますね🧐

『賢人と愚人の差は学ぶと学ばざるによりてできるものなり』(賢い人とそうでない人の差は学ぶか学ばないかで決まる)

こちらは福沢諭吉の言葉です。
人は勉強することによって物事を論理的に考えるための思考力、新しいものを生み出すための創造力、問題を解決するための分析力、自分の考えを表明するための表現力など様々な力を身につけることができます。これらの力は生涯においてとても大切です。つまり、勉強をするかしないかは、その後の人生をどれだけ豊かにできるかに影響を与えると考えてよいのではないでしょうか。勉強することは学力を上げるためだけではないのです。

これらの言葉は今を生きる私たちに多くのことを伝えてくれているように感じます。私たちは勉強した内容なんて将来役に立たない、だから勉強をする意味がわからない、と考えがちです。確かに、算数、数学の公式、歴史の年号、英単語のスペルは実生活で使用することはほぼないでしょう。実際、人生において学校で学んだことを活かす機会はなかなかありません。しかし、先ほど述べた通り、勉強は知識の習得そのものだけが目的ではありません。
たとえば、数学の証明問題。ここで使う知識を将来役立たせることは難しそうです。ですが、証明問題を解くためには、結論から遡って仮説を立て、実証していくという視点が必要になります。この先を見通すという力は大人になっても大事です。
また、勉強はメンタルの強さを養うこともできます。嫌いな教科、やりたくない問題に出会った時、安易に投げ出さずに取り組むという姿勢は精神面の成長に繋がるでしょう。偉大なことを成し遂げている人、夢を叶えている人の成功の背景にはこの諦めずに継続する気持ちの強さがあります。

ちなみに、先ほど例に挙げたアインシュタインも彼の才能ではなく努力し続けたことが成功の秘訣であると認めています。勉強は考える基礎となる知識を身につけるためだけでなく、考える力や自分を高める力にも貢献するのです。
今回紹介した勉強をする意味はごく一例です。個人的には、勉強をする意味に正答はないし、人それぞれで良いと思っています。でも、どうせ毎日勉強するのなら、何かしらの目的を持っておきたいものです。この記事が皆さんにとって勉強を前向きに捉えるきっかけになれば幸いです☺️
作:ゆい(英語担当)

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