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【withE通信:冷凍庫を使わずにアイスクリームを作ってみよう!!】

夏休みに入ってからしばらく経ちましたね。みなさん、リフレッシュできていることかと思います。
ところで、みなさん、夏休みの宿題は進んでいますか?いろんな教科の宿題があって困ると思いますが、一番時間がかかるのは自由研究ではないでしょうか?
そこで今回は、夏にぴったりなアイスの作り方を紹介したいと思います。自由研究にもいいと思うのでぜひ参考にしてみてくださいね!


<材料>

砂糖:25~30グラム
生クリーム:100ml
牛乳:100ml
氷:400グラム
塩:200グラムぐらい
ジップロックの大サイズと中サイズ1枚ずつ、タオル


<作り方>

手順1:アイスの材料を中サイズの袋に混ぜる
ジップロックの中サイズの袋に、生クリーム、牛乳、砂糖を全部入れます。
しっかりチャックを締めて密封します。

手順2:氷と塩を大サイズの袋に入れて混ぜる
ジップロックの大サイズの袋に、氷と塩を入れてよく混ぜます。
強い力で混ぜると袋に穴が空いてしまうので、軽い力で混ぜましょう。

手順3:大サイズの袋の中に中サイズの袋を入れて約5分もむ
氷と塩を入れた大袋の中にアイスの材料が入った中袋を入れてよく揉みます。
タオルを当てて軽い力で揉みましょう。

固まってきたらアイスの完成です!!

<冷凍庫を使わないのに固まった?>

さて、手順を読んで「どうしてアイスクリームが固まったのだろう?」と思った人がいるかもしれません。
この固まる秘密は「氷と塩」にあります。

氷は溶ける時に周囲の温度を下げる性質があります。
また、氷は0℃で溶けて水になりますが、ゆっくり溶けるため氷水は0℃よりも低い温度になりません。しかし氷に塩を混ぜると氷の溶けるスピードが速くなり、急激に周囲の温度を下げることができます。これにより0℃より低い氷水ができます(このことを凝固点降下と言います)。
こうやって塩を混ぜた氷を当てることで冷凍庫に入れなくてもアイスクリームを作ることができるのです。


<最後に>

いかがだったでしょうか?
今回は氷と塩の関係について考えましたが、他にも考えることはいろいろあります。例えば、アイスクリームの代わりにジュースを凍らせて変化の様子や温度を調べてみたり、アイスクリームが凍った時の温度を調べてみたりなどなど。
ぜひ自由研究の参考にしてみてくださいね!
作:でーぐ(理科担当)

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