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【withE通信:29の日!】

今日、2月9日は「肉の日」です!まあ、毎月29日は肉の日なんて話もありますが…😅皆さん、お肉は好きですか?中には、パサパサしている、脂身が苦手などという理由で嫌いな人もいるのではないでしょうか。また、ダイエットの大敵、生活習慣病にかかりやすくなるなどで食べるのを控える方も多いようです。そこで今回は、29の日ということもあり、お肉を食べるメリットについてお話ししようと思います!


〈栄養素とその効果〉

 一般的によく食べられる牛肉や豚肉、鶏肉はたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸を豊富に含んでいます。さらに、このアミノ酸のうちの9つは人間の体で作り出すことができない「必須アミノ酸」と呼ばれるものです。大豆などの植物性たんぱく質の方が健康に良いとよく言われていますが、この「必須アミノ酸」のバランスという点においては肉や魚などの動物性たんぱく質の方が優れています。
 また、この動物性たんぱく質には筋肉や血液を作るだけでなく、骨を作るメカニズムを促進し、ホルモンバランスを整えるという効果もあります。骨を作るのはカルシウムでは?と思うかもしれませんが、たんぱく質も重要な役割を果たしているんです。骨というのは先端部の軟骨細胞に成長ホルモンが働きかけることによって軟骨細胞が増殖して伸びていきます。この軟骨細胞の原料となるのがたんぱく質なんです。カルシウムが「骨を丈夫にする」ものだとすれば、たんぱく質は「骨を伸ばす」ものだと言えますね!
 また、免疫機能を高める作用や集中力・記憶力を高める作用も持ち合わせています。まさに、コロナ禍や受験シーズンの今の時期にぴったりな食材ですね。


〈肉の種類と栄養〉

 皆さんがよく食べる牛肉、豚肉、鶏肉もそれぞれすこしずつ栄養効果が違っています。まず、牛肉は良質なたんぱく質と鉄分が多く、先ほど紹介した「必須アミノ酸」を豊富に含んでいます。亜鉛も多く含まれているので、貧血や風邪の予防、成長促進が期待できます。次に豚肉です。豚肉にはビタミンB1がダントツで多く含まれています。これによって疲労回復やストレスの緩和、風邪予防に効果があります。最後に鶏肉ですが、鶏肉はアミノ酸のバランスがよく、カルシウムの吸収を促進するコラーゲンや肌荒れに効果のあるビタミンAが多く含まれています。

 このように、肉を食べることにはたくさんのメリットがあります。確かに、肉ばかりの食事だと栄養が偏ってしまい、生活習慣病のリスクが高まってしまいます。しかし、適度に食べれば毎日を健康に過ごすための効果がたくさん含まれているんです!皆さんも、お肉を食べてこの寒さやコロナ禍、受験シーズンを乗り越えましょう!!
わさび(国語・英語担当)

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