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【withE通信:10年後を考えよう】

ここ数日で一気に季節が進んだ感じがしますね。皆さん体調は大丈夫ですか?疲れも溜まってきているかもしれません。食事・運動・休息を心がけてくださいね😌

 さて今日は環境問題について考えたいと思います。11月1日から昨日12日までイギリス・スコットランドのグラスゴーでCOP26と呼ばれる環境会議が行われていました。正式名称は「国連気候変動枠組条約第26回締約国会議」。漢字だらけの難しそうな会議だなという印象ですね😵そもそも環境問題って堅苦しいと感じている人もいるかもしれません。ですが私たちの将来についての重要な会議です。今, 地球環境が危機であることを改めて確認し, 私たちにできることを考える機会にしてもらいたいと思います。


〈地球は危機的状況!?〉

 環境問題は1900年頃から注目されています。工業化が進み, 科学技術も一気に進歩したことで私たちの生活はとても豊かになりました。その反面, たくさんの大気汚染物質や工業汚水が排出され, 健康への被害が深刻化していました。イタイイタイ病や水俣病など, みなさんも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。その後, 注目されたのは地球温暖化です。2004年には日本の「もったいない」が世界共通語「MOTTAINAI」として世界へと広まりました。そして2015年には国連でSDGsという2030年までに達成すべき17の目標が掲げられました。特に最近, テレビや本などでよく見聞きするようになりましたね。
 このように環境問題の歴史は非常に長いです。だから「また環境問題の話か」「どうせ自分が生きている間には関係ないことだから」と思われがちです。ですがそんなことも言ってられない状況が迫っています。前国連気候変動枠組条約事務局長のクリスティアナ・フィゲレスさんは去年, 「我々が(地球の)未来に影響力を行使できるのは、あと10年しかない」という発言をしています。つまり今後10年の間に環境問題を改善させないと2030年以降はどんな対策をしても全く意味がない状況になってしまうというのです⚠️


〈私たちにできること〉

 では環境を守るために私たちのすべきことは何なのでしょう。よくいわれることですが特別なことをする必要はありません。ペットボトルなどのリサイクルできるものはリサイクルボックスに, シャンプーなどは詰め替えできるものを買うなど, 身近なところから意識していきましょう。また, ものを大切に長く使ったり, こまめに電気を消すなどの節電も効果的です💡そして買い物するときにはリサイクルされた商品を選ぶことで循環型社会に貢献できます。環境問題に関するニュースやテレビ番組を見て環境に対する意識を高めることも私たちにできる重要なことです。

「また環境問題…」ではなく, ぜひ意識して向き合ってみてくださいね🌱
作・サバちゃん(理科担当)

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