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Kenjiの詩的な言葉遊び 10

 俯いた君は言葉を探す。
 僕はただその言葉を待った。
 恥じらいと躊躇い。
 僕はただ君を見つめた。

 恋に焦がれる。
 若かりしの日の想い出。
 懐かしい。
 僕は君の言葉を遮った。

 正しいとか正しくないとか。
 そういうことではない。
 僕は君が好きなのだ。
 だから、君の言葉を遮った。

 言葉にしなければ、現実ではない。
 想いは想いのままのほうが良いこともある。
 もし君が十年後も好きでいてくれたなら。
 その時に、その言葉を聞こうと思う。
 

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