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Kenjiの詩的な言葉遊び 7

 見慣れたプラットホーム。
 寂れた駅舎。
 毎日、ここで電車を待つ。
 それが当たり前のことだった。

 短い夏と長い冬。
 それも当たり前だった。
 季節の移り変わりを感じる場所。
 それが不思議とこの駅舎だった。

 特別な想い出などない。
 そんなドラマみたいな感傷はない。
 それでも、何故だろう。
 それでも、少し寂しい。

 もう数回だろう。
 この駅舎に通うのも。
 今日も雪が降って、寒いけれど。
 でも、少し、ほんの少しだけ、優しい雪かな。
 

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