離れることはあっても
すきなひとの音楽聴いて眠る。
夏がまた来る
浮世絵展を、一緒に観る シャーベットみたいな青
暑い、暑い夏の日さ。手にした缶ビールがすぐにぬるくなって。
金魚屋さんの金魚
出目金を飼っていたなんて初めて知った。
死んじゃったけど。。って。
そうか、
あなたは知らないだろな。
私がクラゲを飼っていたことを。
長年生きていると、なになにしたことがある、という経験だけは、多い。
けど、それらをぜんぶ、知ろうとか、おしえたいとか、おもわない。
そういうのは、今の目の前の人を作っている、欠かせない細胞のひとつひとつ。
目の前の人を知るということは、細胞の一個一個を開示させることではなくて、
集合体としての、有り様をそこに認める、ということなのです。
けれども、わたしはひらひらとかわいいお目目のデメキンに嫉妬する。
あなたは海月に、妬くだろうか。。
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