【鬼滅の刃】冨岡義勇さんが教えてくれた大切なこと
はじめましての方もそうでない方もこんにちは!
鬼滅の刃の柱稽古編のアニメ、やってますね!
私も毎週観ています。
原作漫画は全部読んでストーリーは知っているのですが、キャラが動いたり喋ったりするとやはり胸熱です。
最終決戦に向けて仲間たちが結束する重要な章ですね。
アニメ版では漫画よりもストーリーが膨らませられていて嬉しい!
ちょっと前の放送回になりますが、主人公の炭治郎を鬼殺隊へと導いた冨岡義勇さんの過去が明らかになりましたね。
他の柱たちとは相容れず「俺には関係ない」、「俺はお前たちとは違う」などと一匹狼発言をしていましたが、別に他の柱を見下しているわけではなく、最終選抜の間は気絶していて、きちんと突破していない自分に彼らと肩を並べる資格はないと考えてのことでした。
でもさ…。と、原作読んだ方、アニメ観た方、思いませんでした?
私はめっちゃ違和感ありました。
あんた、めっちゃ強いじゃん。
炭治郎が苦戦した那田蜘蛛山の累をあっさり倒しちゃってるし。拾壱ノ型「凪」とか独自の技を編み出しちゃってるし。
そんなの才能があった上で鍛錬と経験を積まないと普通に考えて無理なんですよ。
それをやってのけてなお、「本来なら鬼殺隊に俺の居場所はない」なんて言っちゃうの、なんなんですか!自己評価低すぎだろ!!
ちょっと、いやかなりムズムズしたので色々突っ込んでいきたいと思います!
めんどくさい男、責任から逃れる
義勇さん、剣士としての力量はすごいのですが、鬼殺隊のトップたる柱としての自覚は薄い、というかその地位を嫌がっています。きっと元々才覚があって、姉や錆人の無念を晴らすべく鍛錬しているうちにどんどん強くなってしまい、気がついたら柱になっていたのでしょう。鍛練していないと悲しみで押しつぶされそうになるので、がむしゃらにやったんでしょうねぇ…。
優れたプレーヤーが優れた指導者になるとは限らないとよく言います。
義勇さんもそのパターンで、実力はあるけど他者を自分で面倒見て育てようとかはあまり思っていなかったんですかね。最終選抜を自力で突破していないのにそんな資格はないとかなんとか…。ああなんてめんどくさい男!柱としての責任負いなさいよ!
だけどそれって大学に推薦入試で入って一般入試の人と比べるようなもの
義勇さんと同じように、実力はあるけど本人がそれを認めきれていないってこと、現実世界でも意外とあるんじゃないでしょうか。
例えば私なんかは大学に推薦入試で入ったのですが、小論文と英作文のみだったので、大学入試向けに歴史の勉強をしていないことが少しだけ負い目でした。ちゃんと合格しているのにね。みんなと違うという感覚は確かにあったかもしれません。「あいつ推薦だから頭悪い」みたいなことは言われたことないですが、そんな風に周りから思われてたらどうしよう、嫌だなあ、とは感じていたかもしれません。今になってはあまり意味のない劣等感だと思いますが、同じ環境に学生仲間がいると、どうしても自分と比べてしまいがちですよね…。地味に辛いね。
義勇さんみたいなハードな人生ではないですが、気持ちはちょっとだけわかります。
じゃあ、そういう負い目から私たちはどうしたら自分を解放できるかってことなんですが、考えてみました。
1.その環境から離れる
もう根本的に環境を変えてしまう。例えば私の場合は大学を卒業して働き始めて色んなバックグラウンドの人と関わるようになったことで、気にならなくなりました。
2.チクチク言ってくるヤツには近づかない
コンプレックス刺激してくる人がもしいるなら、そういう人には近づかないのが一番!もし関わりが深いなら自分から離れる覚悟も必要かもしれませんね!上に書いた内容とも繋がります。
3.何かを一生懸命やる
自分は前よりこれができるようになった!と思えば過去の負い目に囚われなくて済むはず!別に勉強とか真面目系のことじゃなくてもOK。ゲームが上手くなったとかアニメに詳しくなったとかでもいいと思う!
勘違いしないようにしたいのは、負い目があることは必ずしも悪ではないってことです。義勇さんだって「最終選抜で気絶していた自分は鬼殺隊にいる資格がない」という強すぎる負い目があるから鍛練に鍛練を重ねて強くなったわけで、コンプレックスが強さを引き出したとも言えるわけです。こんなに極端な例は現実にはないにしても、コンプレックスをバネにして努力する、というのはよくあることですよね。
ただ、あまりに自分がダメなやつだと思い込みすぎていると人生が辛いよって話です。頑張った分だけ自分を認めてあげることが大事。
大丈夫、以前の自分よりは確実にレベルアップしてるから。
義勇さんも、前より強くなったことを素直に受け止めれば良かったのにね。ま、漫画的には思い詰めて影背負ってる義勇さんも魅力か。
でも今は錆人の遺したものを繋ぐために自分は強くなったと認識しているから大丈夫だね!
義勇さん、これから大活躍するからとっても楽しみです!