朝の雨の香り 一雨ごとに深まる秋 清らかに煙るよう 透き通って見えることのない季節の行進 黄色を飾ったセピア 暖色の郷愁 可憐な足元、長い長いスカートを緩やかに躍…
どうかこれが、己自身にも、何かの慰みになったらと、祈っている。 気が付いたら生きていて、気が付いたら憂鬱だった。 初めに思ったのはぬいぐるみのごわごわとした不思…
johhan
2018年10月30日 05:05
己が深く深く眠っている間にも秋は深く深くなってゆくのだ月影は踊る、豊穣を縫うように、木枯らしの方へと足取り軽く香りは真白の雪にも似た、背を通り抜ける透明さで
2018年10月19日 11:30
朝の雨の香り 一雨ごとに深まる秋清らかに煙るよう 透き通って見えることのない季節の行進黄色を飾ったセピア 暖色の郷愁 可憐な足元、長い長いスカートを緩やかに躍らせて三つ編みを揺らして 懐かしい歌を歌いながら走る子供たちのような風を引き連れて 彼女が近くなる人好きのするアーモンド形の瞳よ 丸メガネの奥輝く瞳よ朝靄の香り 一夜ごとに深まる秋彼女が近い
2018年10月9日 20:32
書くことも力なのだと思い知る、自分の思っていることを諦めている自分が嫌になる。どうせどうせ、では何も変わらないから。書いて、諦めないで、生きてくれ。ほら、少しは、出来た。
2018年9月20日 10:37
いつも、立っている場所はスタートラインなのだなあ…
2018年9月18日 20:28
ウラン硝子のぼうっとした、頬の赤みの、端の辺り。
2018年9月17日 04:42
しがない、幽霊のような僕の書いたものを、見て頂けて、恥ずかしいけれど、とてもうれしいです。
2018年9月17日 04:23
得意な事、好きだったこと、好きなこと、興味のあったこと。皆笑われて、未熟だとけなされて生きてきたので、思い出して肯定してやりながら進むしかないのだけれど、その痛かったことと向き合わねばならないのだという、事実と経験が、とても重い。
2018年9月17日 04:21
ひとつ、書いただけでこんなに伏せる羽目になるとは思わなかった。いや、こういう人生だったけれど、その、歯痒い。
2018年9月13日 04:32
プロフィール、なにを書いたら適切なのだろう。何時も分からない。箇条書きばかりになるし、家電の説明書でももう少し丁寧だろうと思う。
2018年9月13日 04:12
どうかこれが、己自身にも、何かの慰みになったらと、祈っている。気が付いたら生きていて、気が付いたら憂鬱だった。初めに思ったのはぬいぐるみのごわごわとした不思議な感触と光に透けた障子の繊維がとてもうつくしく、台所の窓から降る真昼の明かりが見事な金色、銀色、その光たちが狭い家を、光の届く範囲のものの輪郭を悉く染め上げて、影を濃く、長く伸ばしたことだった。そして、焼き付いた母の背。世界はあまりに
2018年9月13日 01:55
始めよう、夜だから