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忘れたくないこと。

こんばんは。
一年で一番夜が長くなるこの時期。

今日は私の大事な日です。


もう何年も前。
あの子が
この世界に別れを告げると決めた日。

それまでの私は、
干渉して嫌われたくなくて

なるべく触らないように
脅かさないように
遠慮して接していたように思う。

特に、思春期の生徒さんには。


何ができたとも思わない。
でも、
彼女の心のよりどころのひとつだったって
後から分かって
私は打ちのめされた。

いきなり、
もうどこにもいなくなるなんて、
思ってもみなかった。

一緒に過ごしていた時間だけは
私の心を開いておいてあげたかった。

あなたを親しく感じ、
幸せを願い、
未来を信じている存在がいるって。

たとえ何が変わらなくても。
もっと伝えておいてあげたかった。

無理に踏み込んでこないから
彼女はかえって安心してたのかもしれない。

いや、そういうことではなくて。
踏み込まずとも、
もっと分かりやすく
扉を開いておいてあげたかったんだ。
せめて。


自分の存在、
やってきたこと、
やってること、
過小評価していたら
今すぐやめよう。

大切な何かは
待ってくれないから。

自分が自分を認めていないと、
大切な何かや誰かに
正面から向き合えない。

あなたも、
まさに今、
誰かの心を支えているかもしれない。

自分の内側の傷や痛みばかりを
見つめている場合ではないよ。


今年も思いをあらたにする。


読んでくださってありがとうございます。

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