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グリムガーディアンズ:デーモンパージを遊んだ

昨日発売のインティ・クリエイツの最新作。どう見ても悪魔城です。

最近、インティ作品を遊んでなかったのと少し前にSwichのいっせいトライアルでちょっと遊んだBloodstainedが面白かったので買ってみた。Bloodstainedを遊んだのはYoutubeで見た月下の夜想曲のプレイ動画の影響もある。さらにちなみにFC版のドラキュラくんも遊んでて最近は悪魔城熱がちょっと高めだった。GB版は子供の頃に死ぬほど遊んでた。

祝日、ほぼ1日遊んでエンディングを見てアチーブメントはだいたい集まってけっこう満足したところ。残りの要素は後1日くらい遊んで見つからなかったらネットで調べるかと考え中。ロクゼロも買って遊んで止め時分からず一気にクリアしてたのを思い出した。

 ちなみに最下段の隠しアチーブメントはステージごとにそれぞれこんな感じ。(最後の8個目はたぶんコンプリート)

  • 城の入り口の跳ね橋を爆破して落下

  • オペラホール地下最右端の隠し部屋で和傘のチャージで火をつける

  • 洞窟のどこかにいる幽霊をおおぬさで除霊する

  • 中庭の椅子に2人で座る

  • 本棚のヒビの入った床を爆破すると出現する隠し部屋に入る

  • マップ上部の隠し部屋で鐘を攻撃する

  • 和傘で強風を利用して入れる隠し部屋の先で卵を破壊せず部屋を出る

少しわかりにくいのだと、3つはボスラッシュモードで1つは真夜の待機モーションで攻撃するのがある。

(おおむね)完走した感想

ひさびさにインティのアクションゲームを遊んだけど、安心のインティ・クオリティー。射撃の「しのぶ」と斬撃の「真夜」の2キャラを入れ替えつつ戦うシンプルなスタイルで、ステージもボスは何度かやってれば攻略方法がわかってくる。すごい懐かしい感覚だ。斬撃フィニッシュで真っ二つになるところが特に。その一方でろうそく的なものや壁を破壊してアイテムが出たり扉や階段を登って画面がスクロールするあたりはゴリゴリに悪魔城を感じる。悪魔城をロックマンのキャラで遊んでるというか。

それぞれのキャラは豊富なサブウェポンも持ってるが、しのぶは退魔グレネード、真夜は和傘をよく使った。どちらも使い勝手が良い。特に和傘は空中浮遊、無敵での高速移動、対空防御とかなり万能で攻略に必須な場面も多い。Xボタンで姉妹協力技も出せるが、けっこう当てづらいので頼りにしづらく、またゲージが溜まってることも気づきにくいのであまり使わなかった。むしろXボタン一発で出てしまうので誤射する方が多かったかも。ワンボタンよか必殺技っぽくXでチャージするとか、なんかのボタン同時押しにしてほしかったところ。

システムはヴァニアな感じの探索ゲーかと思ったが、隠し部屋やあとから開放される道はあるものの実際はほぼステージクリア式。ボスを倒すまでは基本的に脱出できないし残機制。残機はあるけど2人のどちらかが倒れるとコンティニューポイントからもう1人を操作して救助に行くことで残機を消費せずに戦い続けられる。落下死でも近くの足場に倒れてるのでかなり親切。ただ場所によっては救助に行くのが手間になってその間は入れ替え不能なので逆に面倒なことになる場合もチラホラ。攻略に倒れた方が必要なこともあるので救助が面倒な場合はその場でわざと全滅するか、次のコンティニューポイントまで進んでから全滅するかしていた。いつでも入れ替えできるのに片方が倒れると戻されるのは若干、謎だ。

ステージは全部で7つ。難易度は最初イージーかノーマルか選べるがノーマルの方で遊んだ。救助システムのお陰でそうそう残機を減らすこともなかったがノーマルの場合はダメージ時のノックバックが強くてそれでよく落下死することに。ちなみにトゲや溶岩は即死しない。ステージのマップはステージセレクト画面で見れるが何故か探索中は見れない。隠し部屋の位置も載ってるのでスクショしておいていちいちHOMEボタン押して見に行ってた。ここは普通にメニューで見せてくれても良かったと思う。

ボスもステージ攻略同様に片方が死んでももう片方で挑んですぐ救助できるのでそうそう残機は減らずに何度も挑戦できる。残機システム要るか?てくらいだ。ほとんどのボスはHPが0になると最後の攻撃を仕掛けてくる。ガンヴォルトのボスの必殺技に近いがこっちは確実に撃ってくるものの、何故かこれを食らってもでHPが0にはならなかった。難易度ノーマルだから?一度クリアした後に開放される最高難易度だとそうでもないかも。この難易度では救助システムも使えなくなるので片方が倒れた時点で残機が減る。

救助システムにはずいぶんと助けられたが、救助の度にボタン連打を求められるので地味に面倒。(だいたいわざとになるが)全滅した場合の残機が減る演出もスキップできずちょっと長くてダルい。この辺の特徴的というか若干、謎な部分もあるバディシステムは2人協力プレイができる仕様との兼ね合いでもあるのだろうか?正直なところ結構ニッチなこのゲームを2人で遊ぶ機会はほとんど無さそうだが…。

ストーリーは思ったよりストレートに下ネタだった。キャラがインティの異色作ギャルがん由来なのは知ってたが、割りとそのノリのままというか。ギャグ系の世界観のキャラが割りとシリアスな世界とクロスするのかなーと思ってたのと、これもガンヴァルト同様に初見エンドはスッキリしない感じのものになってたのが少し残念。別会社の話だが、ヴァニラウェアのアクションゲーム「朧村正」も条件を満たすとエンディングが変わる仕様だったが、あっちは初見エンドが王道で残りはifって感じのものだったのでアリだと思うのだが、何故インティは初見エンドでモヤモヤさせるのだろうか…。

1日ガッツリ遊んでインティ・クリエイツのゲームのアクションの安定感をひさびさに感じたのと同様、ストーリーの悲壮かシモかの振り切れ方の不安定さも感じたし、いろいろ懐かしい気持ちにもなった。

いろいろ懐かしくなってきてインティ思い出

インティの作品はロクゼロシリーズから始まりガンヴォルト2作を経由していて最後に遊んだのはDSのガンヴォルト爪。1作目のガンヴォルトに続いてエンディングがけっこう悲壮だったので以降のシリーズに手出ししづらくなり、その後のイクサやギプスは未プレイ。ドラゴンマークトフォーデスは買ったけど操作キャラの癖が強くて途中までしか遊んでなかった。ちなみにこれもストーリーはけっこう悲壮的な始まり方だった。

そう考えるとロックマンゼロシリーズ4作のストーリーはマジで奇跡的なバランスだったな。絶望的でありながらも決して悲観的ではないというか。ストーリーもだが2Dイラストを効果的に使った演出もすごいよかったしシリーズ締めくくりで歌が流れるのも完璧だった。

移植はたびたびされてるもののロックマンゼロシリーズは1本にまとめてフルリメイクしないかなーとずっと思ってるし、ゼクスシリーズもついでにリメイクして続編を…プロメテとパンドラが主人公の続編を見たい…。

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