深夜の20キロ

大学一年の頃、親友と拝島から二子玉川まで多摩川沿いを延々といろん話しながら歩いた。11月か12月か、空気がピリッと冷たくて、12時前後に深夜テンションで急に走ったり、自販機でコーンポタージュ買ったり、無性に楽しかった。

どれも1つ1つは他愛のないことで、

でも、パズルのピースがピッタリ合わさったような幸せな時間だった。


実はコースは違えどこの親友との夜のピクニックは翌年もしたし、全然別の人を付き合わせたこともある。


でも、深夜のやたら楽しい時間も二子玉川に着いた時に日が登って来た時の達成感もこの一回きりだった。

まさに一期一会。

身体がどこまで動くかわからないけど、もう一回深夜に歩きたいな。

深夜は不思議な魅力がある。


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