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「〇〇の秋」(2021.10.01)

毎月第一金曜日20:00からYoutubeでオンエアー中の、音楽情報番組「サッポロ・サウンド・スケープ」今月のベストチョイスコーナーに寄せられた内容をご紹介しています。今回は、みなさんからたくさんの「秋」をいただきました。

ベストワン

「みのりの秋」です。大夕張の炭鉱長屋で暮らしていた頃、ばあやが野菜などは畑でほぼ自給して栽培してました。そんな中で子供の頃とても楽しみにしてた野菜がありました。枝豆とトウキビです。今、どこでも売られてるトウキビはね、甘いでしょ?これは、家畜用のデントコーンを改良して作ったトウキビなのよ。このコーンは、1時間〜まる1日茹でても歯ごたえがジャリジャリする食感なので、あっしはあまり好きになれない。昔トウキビと言われてる、スイートコーンが食べたいのですよ。実が紫色している「もちきび」が1番食べたい。甘味はあまり無いのだけれどもモチモチしてて、あっし好みのトウキビなんです。5号線の稲穂峠の二木側の峠下にこの昔トウキビを茹でて売っている所があって、岩内方面に魚釣りに行った帰りに必ず寄って食べてました。子供の頃、あっしのばあやが植えたこのスイートコーンのほのかな甘味と食感が忘れられないのよ。このトウキビの欠点が、もいで1日放置してしまうとどんどん甘味が抜けてしまう鮮度重視のトウキビでした。いや〜食べたいですね!(ペンネーム:たちびぃさん)


私は「ドライブの秋」です。北海道の秋は、空気も澄んでいて紅葉も楽しめ最高です。無意識に進むのは、やっぱり山が多い方向に行ってしまいます。桂沢から富良野、美瑛方面、もしくはニセコ、倶知安方面でしょうかねぇ。嫁さんが「きのこ」好きなので、旬のきのこを求めて大滝あたりまで、ついつい足を伸ばしてしまいます。(ペンネーム:つばさくん)

秋!といえば、読書、芸術など文化的なことを思い浮かべる方が多いと思いますが、私は人間の三大欲でもある「食欲」です。秋刀魚や新米、果物に至っては、ぶどう、梨、柿、栗やサツマイモなど、旬なものが盛り沢山。それらを使ったスイーツも美味しいですね。最近の流行りは、高級ぶどう「シャインマスカット」を使用したスイーツでしょうか。なんて思いながら、私はもっと庶民的なお菓子を見かけると秋がきたなぁと感じています。それはカルビーの春夏限定の「チーズビット」と入れ替えで発売される秋冬限定の「おさつスナック」サツマイモを練り込んだスナック菓子です。ほんのり甘くサクサクしています。子供のころから食べていたので、今でもたまに懐かしく買ってしまい、しばらくはリピ買いしてしまいます。(ペンネーム:GAWAさん)

私は「キャンプの秋」です。転勤で札幌に参りましたが、自然が素晴らしく毎週末、山歩きを楽しんでおります。寒い冬が来る前に、陽の光を惜しみつつ、広い大地で外遊びを思いっきり楽しみたいです。夏と違って涼しく、虫が少なく、混雑もない秋はキャンプのベストシーズンだと思います。中でも、旬の食材を使ったアウトドアクッキングに挑戦したいです。秋に旬を迎える食材は、サンマにサバ、キノコ、ナス、サツマイモ、クリなどなど。秋の味覚を楽しみながら、快適にのんびり過ごしたいと思います。(ペンネーム:としちゃん)

初めてコメントさせていただきます。「〇〇の秋」といえば、私はやはり「芸術の秋」でしょうか!私は若い頃からミュージカルが好きで、よく見に行っていました。先日の9月20日に「半崎美子(はんざきよしこ)withどさんこクラシックオーケストラ2021」がヒタルであり見に行って来ました。半崎美子さんは、札幌出身のシンガーソングライターで「ファッションモールの歌姫」として、数多くのメディアでも取り上げられるほど話題となっている人です。2017年にメジャーデビューされて、私もぜひ一度、生で歌を聞いてみたかったのです。やはり期待通り、心に染み渡るような綺麗な歌声で、心地良い時間を過ごさせていただきました。バックを務めた「どさんこクラシックオーケストラ」の演奏もとても素晴らしかったです。クラシックの曲も分かりやすくアレンジされていて、心が豊になるひとときでした。2部では、HBCジュニアオーケストラ、HBC少年少女合唱団の皆さんとのコラボもあり、半崎さんとのハーモニーも、これまた素敵で思わず涙が出てしまいました。コロナ禍のご時世ですが、北海道の素晴らしいミュージシャンの「生」で聴く音楽は、本当に心癒されます。(ペンネーム:セイセイさん)

私は「香りの秋」です。職場の近くに炭焼き小屋があって、涼しくなった風にのって炭の香りがします。冬に近づいていくのだなぁと思ったりします。あと、真夏よりもこの時期の方が、コーヒーの香りを楽しめます。(ペンネーム:しばさん)

私は教員生活が長く、運動会、文化祭があり、「子どもたちが輝く秋」になります。(ペンネーム:がっこさん)

私も小賀さんと同じ、秋は「はじまりの秋」です。常に半年先のことを考えて生活しているので、来年、4月の新年度を迎えるにあたり、その準備を始める時期だからです。人材確保や新機材導入等、今から始めないと間に合いません。それに私ももう65歳。体力の衰えと気力の低下が著しく感じられる年齢です。何事も早め早めに動かないと周りについていけませんね。(ペンネーム:デンティストさん)

私は「自己表現の秋」です。秋は気温的に身につけるアイテムが増えるので、何かと服装に個性が出る季節だと思います。コートやブーツを新調して帽子やスカーフを組み合わせたりなど、ファッショナブルな自己表現を求められるイメージがあります。(ペンネーム:いとさん)

私にとって秋は「実りの秋」です。うっとおしい夏の暑さから開放されて、サラリと身体に触れて通り過ぎる爽やかな北寄りの風に、ホッとできる季節です。やりたい事に集中出来て物事がはかどる季節でもあります。周りのいろどりも鮮やかですが、なんと言っても「実りの秋」です。365日の中で一番熟した感が強いです。北海道に住む私にとっては、冬眠が過ぎて、春が訪れまた一年が始まり、そしてまた秋を迎える、と言うようなサイクルですかね。(ペンネーム:フーさん)

私は「挑戦の秋」です。大学生の私たちは、来年には就職や進学に道を決め、進まなければいけません。大学になれつつある中で、今会社訪問に行くことや、授業を通して新たな道を模索するなど、全てが「挑戦の秋」です。(ペンネーム:ようちゃん)

紅葉がない沖縄の秋は物足りなく、毎年、あちこちの紅葉を見に出かけています。紅葉ついでにお寺や神社、お城巡りも欠かせません。今までは単純に、立派なお城!立派な神社!程度でしたが、コロナウイルスによる自粛のお陰で、家にいる時間が長く、歴史好きで得意な夫につきあい、歴史ものや京都のお寺神社のあれこれのテレビばかり一緒に見ていました。お陰で、今まで何度も行ったことのある京都の神社やお寺の成り立ちや歴史背景が良くわかり、そーなんだー!そーなんだー!そーだったんだ!と。こういう視点でお寺を見たら、もっともっと感動する秋になりそうです。歴史が苦手だった私も、これまで点だったものが、繰り返し見続けることで線になりつつあります。60の手習いでしょうか笑(ペンネーム:沖縄のひろみさん)

私にとって秋といえば、子供の頃のルーティンだった「パトロールの秋」です。浮かれに浮かれた「夏休み」が終わりお盆が過ぎると秋でした。これは8月15日を起点に、毎年ほぼ同時期に起こるのですが、急に大量のトンボが同じ方向にたーくさん飛びます。野生児だった私は、当然、虫取り網にウジャウジャになるほど捕まえてました。そのうち、どこからともなく「つながった赤とんぼ」が出始めると、秋も深まって来たなと子供心に感じていました。私の家の裏山には、パトロールが欠かせない自分専用のポイントがありました。それは自然の中にあるヒメリンゴの木です。ヒメリンゴが赤くなっているかどうかを見に行くのです。で、味見します。あーまだニガいな〜、などとなります。何日かしてまたチェックしに行き、やっぱり苦くて、まだ熟してないか〜とガッカリします。そうこうしているうちに、子どもなのでヒメリンゴのパトロールも忘れてしまいます。そんなのを3年ほど繰り返して5年生くらいの時に「外に生えてるヒメリンゴは食べられません」と先生に教わりました。「早く言ってよ〜!」こりずに、ヤマブドウも探しに行きます。食用ではなく、すりこぎみたいな石を探して、それでひたすら潰してワインぽいものを作るお店屋さんごっこのためです。雲の形が変わることもチェックします。もくもくの入道雲からスーッとした雲になったら、おお!秋だね!とも思っていました。あと、学校帰りには、よその家の花壇のコスモスが咲いたかどうかもチェックしていました。雪虫が出て「あ、秋終わるのか!冬か!」となるまで、私の「秋のパトロール」は忙しかったです。(ペンネーム:kieさん)


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