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採卵①数と凍結結果

初めての採卵の諸々の結果をご報告。

【採卵詳細と受精方法の選択】

当初6個程度採れると言われていた卵子は当日までに複数排卵してしまっており、結果採卵数3個。
MⅡ(成熟卵)2個、MⅠ(成熟まであと一歩)1個。
GV(変性卵)はゼロ。
MⅡの状態だけが精子と受精できる。MⅠは受精まであと一歩の状態。受精はしない。

私の通うクリニックは顕微授精と体外受精(ふりかけ)の個数を自分で選択する。
MⅡは顕微と体外を1個ずつ。MⅠは時間的猶予があるふりかけを選択。
顕微と体外では処理方法が異なるので、途中から方法変更はできない。体外は精子を卵子にふりかけてしばらく時間を置くので、その間にMⅠ→MⅡに成熟すれば受精するポテンシャルがある。

顕微は速攻卵子を前処理しなければならないので時間的猶予なし。
加えて私は過去流産といえど1度妊娠を経験しており、卵子と精子が自力で出会う力はあると解釈できるそうだ。

また、クリニックの方針でまずは全て胚盤胞まで成長後、凍結させる。
なので採卵数(正確には成熟した卵子数)が重要になる。

体外は顕微よりも受精後の胚盤胞到達率が高め。
卵子と精子が自力で相手を選ぶから簡単に言うと"相性"がいいそうだ。

【凍結結果はいかに】

結果から言えば、
体外:MⅡ1個+MⅠ1個=2個受精、胚盤胞1個凍結(5日目4BC)
顕微:MⅡ1個=受精せず

胚盤胞の状態を目視で見て、細胞の分裂状態からグレードと呼ばれるランク付けを行う。
Aに近づく、冒頭の数字が5-6に近づくほど胚盤胞の質としては良く、妊娠成立率も高い。

胚盤胞に至るまでどうしても個数が淘汰されてしまうので、成熟卵の数がものを言う。そんな感じがひしひしした。

【重要なのは採卵数よりも質】

採卵後、1時間後に培養士さんから採卵数の報告を受け、受精方法を相談して決めるが、受精方法めっちゃ悩んだ。1時間くらい悩んだ。

培養士さん曰く、採卵数がたくさん採れてもGV(未成熟卵)が多ければ意味がない。成熟卵が採れなければ意味が無い(受精できないから)。
だからまずGVがゼロでMⅡが採れていることを喜びましょうと

なるほどねぇ・・・量より質ってことか。
胚盤胞のグレードは低め。先に排卵してしまったから、残った卵子はまだ成熟卵の中でも微妙だったのかな・・・と自己分析。

【さぁ、次の選択は?】

不妊治療助成金は、採卵~移植~判定までが1セットになりこれで一回助成金申請が可能。
ただ、胚盤胞1個はメンタル的にキツかった。後が無いよ、と言われているような気分になる。

だから、連続採卵をすることに決めた。
採卵前の排卵も気になるし、少しはいくつか貯卵があるうえで移植を行った方が私の心の安心が得られると考えた。

また、移植が2回以上必要になるであろうと、予測したうえでの選択。今後採卵①の4BCと採卵②で凍結できるかもしれない胚盤胞を2回移植すれば、2回分の助成金はもらえるはず。

助成金目当てという訳ではないが、高額負担になる分、自分の意向と費用抑制のバランスは考えたい。
連続採卵の希望は私たっての願い。そこに同意してくれた旦那氏には感謝。

やはり、不妊治療に於いては旦那氏の理解は重要だと身に沁みました。。。

次回は採卵②に突入。

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