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妊娠23週で入院してしもた話①

前回の記事に少し書いたのだけど、入院してしまった。

【始まりは腰痛】

とある2月の週の真ん中の祝日、前日夜から常温発酵させていたなんちゃってカンパーニュが上手く焼けてホクホクしてた朝。
ちょっと東京駅周辺まで1人でお出かけしようかなーといそいそと準備していたのだが(夫は家でぐーたら)、

朝から残尿感があって気持ち悪いなー
なんかちょっと右の腰あたりに違和感あるなー

とは思ってはいたけど、特段そこまで深刻な症状じゃなさそうだったから放置してた。
すると出かけようとした間際に、急に右腰(背中側)に激痛。
うずくまって動けなくなる。冷や汗ダラダラ。

【OMG!今日祝日じゃん!】

不幸にも今日は祝日。かかりつけの病院もお休み。
電話しても自動不在案内につながってしまう。
だからといって、急患で妊婦をみてくれるような病院は近所にはなく、何か所か電話してみたものの断られた。

もう一度かかりつけの病院に電話すると最後の最後で「急患の方は~」とアナウンスが流れたので、看護師さんにつながった。安堵。

事情を説明すると、昼まで様子を見るようにと言われる。
この時点で朝10時。12時まで待てねぇよ!という激痛でうなりながら我慢できず11時頃に再度電話。病院に来るように指示される。
夫に車を出してもらい、病院へ。
経腹エコーを見てもらったが、どうやら右の腎臓が腫れているようだとのこと。お腹もかなり張っているらしい。

しかし、今日は祝日で細かい検査ができないため、翌日にもう一度来るようにとの指示。
張り止めのリトドリン、痛み止めのカロナールを処方され帰宅。

【翌朝までもがき続ける痛みと嘔吐】

楽な体勢がなくて、座っても寝ても腰が痛い。
痛すぎて嘔吐。朝ごはトイレにグッバイ。
吐くものがなくなったので、夕方から延々と胃液を吐き続ける。
痛い→気休めに水飲む→トイレでリバース→便器にしがみつく
を延々と翌朝まで繰り返す。

お陰で全く寝れず。カロナールは30分だけ効いた。

この時点で、妊娠中、腎臓の腫れ、痛みで嘔吐などの情報から凡そ水腎症あたりではないかとネットで病状の当たりをつける。

【診察からの即入院】

もがき続けやっと朝。
平日だったので、メールで休みの連絡。夫も休んで病院へ送ってくれた。
待合室で待ってる間の座っている状態すら痛い。もう誰か助けて・・・と意識朦朧。(こんな時に緊急分娩って入るミラクル。診察1.5時間遅れ。笑)

尿&血液検査の結果、CRPが5近くあり(通常上限値0.3)、白血球数が上限振り切れた数値のため炎症反応が起きている。
加えて、尿検査でシュウ酸カルシウムが検出されているため、腎盂炎または尿管結石のどちらか。特定はCT使えないからできないけど、尿路感染症で間違いないだろうと診断。

※尿路感染症※
先生曰く、子宮は右に向かって大きくなるため、右の腎臓や尿管を圧迫しやすい。また、圧迫の影響で尿が尿管や腎臓に停滞しやすくなり、細菌が増えやすくなりやすい環境になるとのこと。
細菌が増えて炎症を起こしている状態。

先生「ここで入院して抗生剤投与で様子を見るか、泌尿器科(この病院にはない)への紹介状書くかだけど・・・どっちがいい?」
私「痛みが早く取れるのはどっちですか」
先生「ここに入院かなー。抗生剤と痛み止めは投与できるしねー」
私「じゃあ入院で(即答」

となり、そのまま入院することに。。。

【恐怖のリトドリン】

病室に入り、即点滴。
まずは張り止めのリトドリンを点滴で投与される。30ml/hだったかな。
このリトドリン、副作用が地獄である。
激しい動悸、手の震え、身体の火照りが急に来る。
2-3日経たないと収まらない。例にも漏れず私も副作用地獄。。。
そして38℃以上まで発熱したため、強制的にコロナ抗原検査を受けることに。陰性で一安心。

結局、このリトドリン、5日間投与され、かなり苦しんだ。

長いのでその2に続く。

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