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早々に高度不妊治療へ

ちょっとご無沙汰な投稿です。

前回は一般不妊治療(いわゆるAIHやIUI)にステップアップ話をしましたが

今回は更にステップアップした話(はやっ)です。

【更にステップアップした理由】

①私が旦那氏の成績に不安があった

AIH当日に毎回旦那氏の分身をクリニックに持参するわけだが。
その時に同時にAIHできるレベルか?を検査される。
検査した3回中2回は"回収不良"、つまりWHO基準を満たしていない数値であった。残り1回も基準ギリギリ。

旦那は「結果、AIHできたからいーじゃん」っていう感じだったけど
実際に医師や看護師さんのリアクションを目の当たりにしている私には、
検査結果を見てビミョーな顔をする彼らの顔が忘れられない。

旦那氏は濃度が低い、いわゆる数が少ないのが最大の問題点。
こういったものは繊細なものだ、と聞くのでさすがに旦那氏には言っていない。言えなかった。

②旦那氏の要望

こちらは少し事情が特殊・・・変?なんだけれど。
旦那氏は代々引き継ぐ薄毛のサラブレッドで、本人は非常にコンプレックスを感じている。
なので20代後半からAGA治療薬を飲み続け対処していたのだが。
今のクリニックの先生からは「妊活中は止めておいた方がいい」と言われてしまった。
ショックの様子を見せつつ、背に腹は・・・という感じで薬をストップ。

どうやらこの薬、効果はかなりある反面、継続的な摂取を止めると顕著に効果が切れるそうだ(旦那談
要は抜ける量<生える量→抜ける量>生える量になるそうだ。
確かに家の中で見る抜け毛の量は増えたような。

【AIHと体外受精の妊娠率は違うの?】

正直よくわからん、というのが本音。
ただ、AIHはタイミングの延長線の認識なのでAIHにしたからと言って飛躍的に効果があるわけではないと思う。
じゃあ体外になったら上がるの?というとYES!という訳でもないのかもしれない。ぶっちゃけそう思っている。

ただ、自分の体の中がどうなっているか、結果を見て原因を解明できるプロセスがあることが私にとってはストレスを軽減できると考えた。
あわよくば、将来第二子を意識することがあった時に少しでも何か残せていればいいなという少しの願いと共に。

高度不妊治療助成金の所得上限の撤廃も、ステップアップを後押しする要因の1つにもなったが、世の中(特に首都圏近郊に住んでいるからか)におけるいわゆる"不妊治療"の立ち位置がどんどん変化していることも影響はあると感じる。

ただ、不妊治療に関しては「理解しよう」としなければ理解できない現状があるので悩ましい。
旦那様であれ、職場の人であれ、勤め先の上司であれ、親であれ。
当事者でなければ伝わらない部分もあるかもしれないが、どんな立場の人であれ努力はできると思う。

この努力が不足してしまっている、または不足した状態でいい世間が、赤ちゃんを望み行動する女性を苦しめている一因だと思う(当事者になって思った)。

ちなみに私はいくらクリニック通いのために半休を取る頻度を増やしても、重要会議の日に採卵日が被ってしまい、上司に説明しても今一つ理解してもらえなかった。
会社の制度もほぼないため、辞めたろうかなと毎日思っている。笑

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