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出生前診断②

今回は実際に検診を受けた話です。

【FMC東京クリニックを選択した理由】

外来でコンバインド検査を受診させてくれる病院は住んでいる件、都心含めて複数見つけることができたが、最終的にはFMC東京クリニックを選択。
選んだ理由はシンプル。

・認可/無認可のような曖昧なボーダーラインがない
・認証遺伝カウンセラーとのカウンセリングの後に検査を受ける受けないを判断できる
・万が一の羊水・絨毛検査が受けれる

実際にFMCで検査を受けた方の書き込みを見て概ね悪くなかったので、カウンセリングを受けることに。
FMCのHPの問合せページに記入要項を書き込み送信すると、折り返し電話を頂いた日程を決定。

パターンA:カウンセリング+血液採取
      →後日12w以降に精密エコー+結果報告
パターンB:カウンセリング+血液採取+精密エコー(12w以降)
                      →後日結果報告

最低でも2日、平日にFMCへ行く必要がある。

【遺伝カウンセラーとのカウンセリング】

本来、グループカウンセリングもあったそうですがコロナの影響で個人カウンセリングのみ。

私がカウンセリングを受けた認証カウンセラーの方は日本、アメリカの両方で遺伝カウンセリングの資格を取得されている方。
フランクに、でもしっかりとこちらが考えていることを聞いて頂ける姿勢。
もし、知りたいことがある方はある程度考えをまとめておくことをおススメする。結構なんでも答えてくれる印象。

私はNIPTがビジネス目的で乱用されている不安がかなりあったので、カウンセラーさんに見解を聞いた。
NIPT自体は精度の高い検査であるため受けることに止める理由はない。
しかし問題は、

・血液採取を行う窓口と繋がっている分析を行う検査機関(信頼できる、実績のある検査機関であればいいが、コスト減のために独自に検査機関を作っているケースなど。要は信頼性、実績の問題)
・NIPTで陽性と判断された場合に、窓口のクリニックがどこまでフォローをしてくれるか(曖昧、または放置される可能性。孤立する可能性)

大きくまとめるとこの2点。
これは認可/無認可という状況を作っている日本独自の問題になる。

【中途半端な日本。米、欧ではルート確立】

アメリカでは広大な土地面積に伴う人口に対して、超音波検査ができる技士が不足しているため効率化を目指した結果、NIPTでスクリーニング、後に中期精密エコーを組み合わせたやり方がメジャー。

一方、欧州では土地面積に伴う人口に対して超音波技士が満足しているためコンバインド検査が普及しているとのこと。

人口に対する技士の人数によるもの。
加えて上記全検査は保険適用可能のため、当事者が負担するコストは抑えられる。
日本は出生前診断に関してはほぼ保険適用されていないため、診断を受けたければ自費で受ける必要があり、壁が高くなる。

一言でいえば、マジで中途半端じゃないの?日本。
産婦人科医が堕胎に対して容認的ではない人が多いことは聞くことはあるが、何とも言えない・・・育てるのは誰?
また保険が使えない状況であるため、無認可施設の一部は各自で価格設定が可能になる。これがビジネス臭を感じるたる所以なのかもしれない。
だって美容クリニックですらNIPTやってるとこあるんだもん。意味分からん。

【色々と話した結果】

やはり意思は変わらず、FMFコンバインドを受けることに。
この日は遺伝カウンセリング後、血液を採取して終わり。

この時は妊娠11週。精密超音波が受けれるのは12週以降なので13週目に行くことにした。さぁどうなることやら。

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